MITメディアラボ

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建物内部の入り口の様子

MITメディアラボMIT Media Lab)は、米国マサチューセッツ工科大学建築・計画スクール内に設置された研究所。

主に表現とコミュニケーションに利用されるデジタル技術の教育、研究を専門としている。1985年ニコラス・ネグロポンテ教授と元同大学学長ジェローム・ウィーズナーによって設立された。世界的な建築家イオ・ミン・ペイが設計した校舎Wiesner Buildingで開校した。2006年2月1日よりコンピューター研究者のフランク・モスが同研究所所長の地位にある。2011年4月25日伊藤穰一が、MITメディアラボの第4代所長に選出された。

研究[編集]

メディアラボでの研究は、学際的な研究に焦点を当てている。中心技術に直接関わる研究ではなく、技術の応用や、斬新な方法による統合分野を開拓している。そのためメディアラボのプロジェクトの多くは、芸術的な性格を持っている。

大部分の研究グループが、人間とコンピュータの協調をテーマにしている。これには従来のユーザインターフェース設計も含まれるが、ほとんどのグループはより広い視点からの研究を行っている。グループの中には、「知能機械」(周りの環境を知覚して、使用者の目的や感情を予測し、使用者がより効果的に行動するのを助けることができる機械)を作るため、身の回りのものに装置を取り付ける作業をする部門もある。この種の研究には、テッド・セルカー教授の電子投票機械からハイブリッド検索エンジンに及ぶコンテキストアウェアネスの研究などがあげられる。

またメディアラボでは、学習活動にコンピュータの知見を取り入れる研究をしている。これには学習ソフトだけではなく、プログラミングブリックPicoCricketのような楽しい玩具も含まれる。多くのグループが芸術工学を融合したプロジェクトを研究しており、新しい道具やメディア、楽器やその他各種の新たな芸術形態を開発している。

メディアラボには、コンピュータの物理的な分野を作業しているグループもある。これには量子コンピューティングも含まれるが、他の力の応用の研究もある。

メディアラボの設立目的の一つは、発展途上国のための技術開発であり、これには100ドルパソコンなどがある。

新進気鋭の研究だけではなく、従来から続く古典的な人工知能のプロジェクトに従事するグループもある。

1995年には日本人コンピューター研究者の石井裕が、メディアラボ准教授(のち終身教授)に就任しタンジブル・ビットという概念を提案、その研究をおこなっている。

外部リンク[編集]