GO (タクシー関連企業)

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JapanTaxi(ジャパンタクシー)は、

  1. 東京の日本交通の関連会社の旧称。その前の社名は日交データサービスで、創業時の社名は日交計算センター。2020年(令和2年)4月1日にMobility Technologies(モビリティテクノロジーズ)に改称された。
  2. 1.が開発したタクシー配車用アプリケーション。本項で記述する。

JapanTaxi
開発元 株式会社Mobility Technologies
日本交通の関連会社
最新版
iOS版:4.5.8 / 2020年12月2日 (3年前) (2020-12-02)
Android版:4.5.5 / 2020年12月2日 (3年前) (2020-12-02)
対応OS Android 7.0以降
iOS 12.0以降
プラットフォーム 各種組み込み機器
種別 タクシー配車
公式サイト JapanTaxi
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JapanTaxi(ジャパンタクシー)は、株式会社Mobility Technologies東京の日本交通の関連会社)が開発したタクシー配車用アプリケーションである。対応するOSはAndroidiOSとなっている。

2018年(平成30年)9月に全国タクシーから名称が変更された。

概要

元々は、東京の日本交通[注 1]が独自として開発した日本交通タクシー配車というアプリであった。その後、主要都市でも利用できるようになった全国タクシー配車が2011年12月13日にリリースされた。対応OSはAndroidとiOSである(かつてはWindows Phone版が存在した)。システムは日本交通が中心[注 1]となり、システム自体をクラウド化し、全国の約800事業者(2018年8月現在)と提携している。日本国内において事業者の枠を超えて利用できる配車アプリケーションの開発においてタクシー事業者およびその関連会社が関わったのは初である[注 2]

地図を表示して乗車をする箇所へ地図を移動させ、呼び出す方式となっている。また、時間指定予約やタクシー料金の検索もできる。なお、提携会社以外では最寄りのタクシー会社の電話番号を表示させ、電話での予約も可能である。

また、後発の同種のアプリと違い既存の無線を活用した配車を行うことを基本としていた(提携会社の多さはその利点を生かしている)。それゆえにかえって呼び出されたタクシーの乗務員との通話機能を持っていなかったが、通話機能に対応した車載タブレット「JapanTaxi DRIVER'S」を開発しそれを搭載したタクシー車両とは通話機能のみならず、タクシー各社の無線基地局を介さずに直接配車できるようになった。

CM出演者

現在

  • 吉田鋼太郎「ジャパンタクシーの男」篇(2018年11月 - )
  • 温水洋一「ジャパンタクシーの男」篇(2018年11月 - )[1]

トラブル

利用者に十分に説明しないまま位置情報を利用していたとして、個人情報保護委員会から行政指導を受けていたことが、2019年3月に判明している[2]

脚注

注釈

  1. ^ a b 実際の開発および中心部は日本交通の関連会社の日交データサービス(→JapanTaxi→現:Mobility Technologies)。
  2. ^ のちにMobility Technologiesに移管されたMOV(旧・タクベル、現・GO)は除く。本アプリに次いでタクシー事業者が関わった例はS.RIDE国際自動車大和自動車交通・寿交通・グリーンキャブチェッカーキャブおよびソニーとその子会社のソニーペイメントサービスの合弁)がある。

出典

関連項目

Mobility Technologiesのタクシー配車アプリで、2020年(令和2年)4月1日にディー・エヌ・エー (DeNA)のタクシー配車アプリ部門とともにMobility Technologiesに継承。
同年9月1日に統合され改称されるまでの名前は「MOV」であった(旧JapanTaxiで利用可能なタクシー会社は順次対応)。

外部リンク