HYBRID PHONON 2566

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HYBRID PHONON 2566』(ハイブリッドフォノン 2566)とは、2023年に開催された平沢進+会人(EJIN)のライブイベントである。

HYBRID PHONON 2566
平沢進+会人(EJIN) の ノン・インタラクティブ・ライブ・ツアー
場所 グランキューブ大阪  東京国際フォーラム
初日 2023年9月8日 (2023-09-08)
最終日 2023年9月17日 (2023-9-17)
公演数 3
ウェブサイト www.susumuhirasawa.online/hp2566-info
平沢進+会人(EJIN) ツアー 年表
脱出系亜種音 HYBRID PHONON 2566

概要[編集]

2014年に開催された『HYBRID PHONON』以来2度目の「ハイブリッド」スタイルのライブであり、前回のライブと同様にP-MODEL平沢進ソロ・核P-MODELの楽曲が混在して演奏され、どの名義から演奏されるか決定するのにそれぞれを特徴づける色のライト[注釈 1]をサポートメンバーの会人(SSHO、TAZZ)が点ける演出がなされた。「平沢進ソロとP-MODELそして核P-MODELが常温融合する高エネルギーライブ[1]」と銘打たれており、P-MODELに留まらず『旬』名義の楽曲も演奏された。ライブ名にある「2566」は仏暦であり、開催された2023年に因んでいる。

2024年には追加公演として『HYBRID PHONON 2566 ⁺ 』がZepp Hanedaで行われた[2]

曲目[編集]

(曲名 - アルバム名)

9/8公演 (グランキューブ大阪)[編集]

  1. BIIIG EYE - big body
  2. おやすみDOG - ONE PATTERN
  3. 時間等曲率漏斗館へようこそ - big body
  4. BEACON - BEACON
  5. ロケット - サイエンスの幽霊
  6. CODE-COSTARICA - 白虎野
  7. ビストロン - ビストロン
  8. 崇めよ我はTVなり - ビストロン
  9. 1778-1985 - KARKADOROOPARTS
  10. LANDING - BEACON
  11. FGG - サイエンスの幽霊
  12. 賢者のプロペラ-1 - 賢者のプロペラ
  13. 白く巨大で - гипноза
  14. гипноза - гипноза
  15. MONSTER A GO GO - モンスター(未発表)・太陽系亞種音
  16. 消えるTOPIA - BEACON
  17. ANOTHER DAY - 突弦変異

アンコール

  1. TIMELINEの終わり - BEACON

9/9公演 (グランキューブ大阪)[編集]

  1. Alarm - гипноза
  2. パラ・ユニフス - ビストロン
  3. гипноза - гипноза
  4. ロケット - サイエンスの幽霊
  5. CODE-COSTARICA - 白虎野
  6. TIMELINEの終わり - BEACON
  7. ビストロン - ビストロン
  8. 崇めよ我はTVなり - ビストロン
  9. Zombi - Perspective
  10. LANDING - BEACON
  11. Wi-SiWi - ホログラムを登る男
  12. Lotus - Sim City
  13. 白く巨大で - гипноза
  14. 時間等曲率漏斗館へようこそ - big body
  15. MONSTER A GO GO - モンスター(未発表)・太陽系亞種音
  16. BEACON - BEACON
  17. ANOTHER DAY - 突弦変異

アンコール

  1. HUMAN-LE - 回=回

9/17公演 (東京国際フォーラム)[編集]

  1. DUSToidよ歩行は快適か? - 突弦変異
  2. おやすみDOG - ONE PATTERN
  3. 偉大なる頭脳 - IN A MODEL ROOM
  4. BEACON - BEACON
  5. ロケット - サイエンスの幽霊
  6. TIMELINEの終わり - BEACON
  7. 時間等曲率漏斗館へようこそ - big body
  8. 1778-1985 - KARKADOROOPARTS
  9. Zombi - Perspective
  10. LANDING - BEACON
  11. 賢者のプロペラ-1 - 賢者のプロペラ
  12. HUMAN-LE - 回=回
  13. 暗黒πドゥアイ - ビストロン
  14. 白く巨大で - гипноза
  15. MONSTER A GO GO - モンスター(未発表)・太陽系亞種音
  16. Lotus - Sim City
  17. ANOTHER DAY - 突弦変異

アンコール

  1. パレード - 白虎野

HYBRID PHONON 2566+ (追加公演)[編集]

2024年4月30日、5月1日に3公演(5月1日は昼夜2公演)行われたライブ。HYBRID PHONON 2566のレプリカと位置付けられ、セットリストや演出に大きな変化は概ねなかった。但し、アンコールに平沢進ソロアルバム”サイエンスの幽霊”より”QUIT”が演奏された。また、背景モニターの演出や1部本編と異なる。 また、追加公演に先立ち本編のグッズ”メモリアル・パッケージカード(Mカード)”に収録されたムービーが先行販売され、ライブの前に視聴することが推奨されていた。[3]

曲目[編集]

(曲名 ー アルバムタイトル)

4/30公演(Zepp Haneda)[編集]

  1. BIIIG EYE - big body
  2. おやすみDOG - ONE PATTERN
  3. 時間等曲率漏斗館へようこそ - big body
  4. BEACON - BEACON
  5. ロケット - サイエンスの幽霊
  6. CODE-COSTARICA - 白虎野
  7. ビストロン - ビストロン
  8. 崇めよ我はTVなり - ビストロン
  9. 1778-1985 - KARKADOROOPARTS
  10. LANDING - BEACON
  11. FGG - サイエンスの幽霊
  12. 賢者のプロペラ-1 - 賢者のプロペラ
  13. 白く巨大で - гипноза
  14. гипноза - гипноза
  15. MONSTER A GO GO - モンスター(未発表)・太陽系亞種音
  16. 消えるTOPIA - BEACON
  17. ANOTHER DAY - 突弦変異

アンコール

  1. TIMELINEの終わり - BEACON
  2. QUIT ー サイエンスの幽霊

5/1 昼公演 (Zepp Haneda)[編集]

  1. Alarm - гипноза
  2. パラ・ユニフス - ビストロン
  3. гипноза - гипноза
  4. ロケット - サイエンスの幽霊
  5. CODE-COSTARICA - 白虎野
  6. TIMELINEの終わり - BEACON
  7. ビストロン - ビストロン
  8. 崇めよ我はTVなり - ビストロン
  9. Zombi - Perspective
  10. LANDING - BEACON
  11. Wi-SiWi - ホログラムを登る男
  12. Lotus - Sim City
  13. 白く巨大で - гипноза
  14. 時間等曲率漏斗館へようこそ - big body
  15. MONSTER A GO GO - モンスター(未発表)・太陽系亞種音
  16. BEACON - BEACON
  17. ANOTHER DAY - 突弦変異

アンコール

  1. HUMAN-LE - 回=回
  2. QUIT ー サイエンスの幽霊

5/1夜公演 (Zepp Haneda)[編集]

  1. DUSToidよ歩行は快適か? - 突弦変異
  2. おやすみDOG - ONE PATTERN
  3. 偉大なる頭脳 - IN A MODEL ROOM
  4. BEACON - BEACON
  5. ロケット - サイエンスの幽霊
  6. TIMELINEの終わり - BEACON
  7. 時間等曲率漏斗館へようこそ - big body
  8. 1778-1985 - KARKADOROOPARTS
  9. Zombi - Perspective
  10. LANDING - BEACON
  11. 賢者のプロペラ-1 - 賢者のプロペラ
  12. HUMAN-LE - 回=回
  13. 暗黒πドゥアイ - ビストロン
  14. 白く巨大で - гипноза
  15. MONSTER A GO GO - モンスター(未発表)・太陽系亞種音
  16. Lotus - Sim City
  17. ANOTHER DAY - 突弦変異

アンコール

  1. パレード - 白虎野
  2. QUIT ー サイエンスの幽霊

追加公演で変更された点[編集]

・ライブ開演時に追加公演についての設定や解説を用いるイントロダクション映像の上映

・従来の赤、ピンク、青のEVOギターではなく、開発中の木製EVOギター、PLANTーEVOの使用

BEACONにギターシンセサイザーを用いたイントロを追加

・会人TAZZの担当楽器にモジュラーシンセサイザーの追加

・細かいレーザーハープやギター等のフレーズを追加、改善

・全公演、最終演目に”QUIT”の追加

出演者[編集]

  • 平沢進 - ボーカル、ギター、レーザーハープ
  • SSHO - サイレントチェロ、ギター
  • TAZZ - ベース、キーボード、モジュラーシンセサイザー

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ P-MODEL: ピンク(1stアルバムの盤色に由来)、ソロ: 赤(アルバム「救済の技法」の赤に由来)、核P-MODEL: 青(アルバムのデザインに多く使われる青色に由来)

出典[編集]