FM mle1915軽機関銃

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ショーシャFM mle 1915軽機関銃
MWP Chauchat.JPG
fusil-mitrailleur mle 1915
概要
種類 軽機関銃
製造国 フランスの旗 フランス
性能
口径 8mm
銃身長 470mm
使用弾薬 8mm×50R
装弾数 20発
作動方式 ロング・リコイル(反動利用)
全長 1.143mm
重量 9.07kg
発射速度 ~250発/分
銃口初速 700m/s
有効射程 200m

FM mle1915軽機関銃(Fusil-Mitrailleur mle 1915 CSRG)1915年フランスで開発された軽機関銃である。正式型番を短縮し、ショーシャ軽機関銃とも呼ばれる。

[編集] 開発経緯

1903年に一歩兵が携帯できる有効な機関銃が無かったフランス軍内で新型機関銃の計画が持ち上がり、アメリカ陸軍軍人のアイザック・ニュートン・ルイス大佐やショーシャ中尉、及びフランス軍兵器局の提案で研究が始まった軽機関銃である。そのためFM mle1915は最初から自動小銃(当時フランスでは軽機関銃を自動小銃、Fusil-Mitrailleurと呼んでいた。mle1915は、1915年型の意味)としての使用を目的として開発された機関銃でもあった。

[編集] FM mle1915軽機関銃の登場

銃自体はハンガリー人銃技師のルドルフ・フロマーにより設計され、1908年に初期型の「C.S.自動小銃」を開発、その後1913年に弾薬に8 mm レベル弾を使用したC.S.自動小銃の改良型を完成させている。これらはその後徹底的にテストされ1915年ショーシャFM mle1915軽機関銃として開発され1916年にフランス軍で採用された。機関部はアメリカ人銃技師ジョン・M・ブローニングが発明したレミントンショットガンに取り入れられていた反動利用(ロング・リコイル)方式を使用し弾倉も20発の半円型弾倉を使用している。グリップも現在のアサルトライフルで使用されているようなピストル式グリップを採用し、銃身の交換も容易であったとされる。全体重量は他の軽機関銃に比べると9kgと軽くその分射撃時の反動も大きかったが熟練の機関銃手によると問題にならなかったとされる。

mle1915は銃の部品から弾薬に至るまで、当時最先端工法であったプレス加工を取り入れ作成され、そのため銃自体の価格も他の機関銃と比べると安く大量生産することが出来た。量産されたmle1915は第一次世界大戦中は世界各国に輸出され最も多く普及した機関銃の一つとなっている。

しかし、大量生産からなる各部品の精度は低く、戦時中に使用されたmle1915は前線兵士の間では非常に不評であったとされる。発射速度は200発/分と遅く、複雑な機関部や半円型の弾倉には側面に大きな開口部があり、特に後者では弾薬が剥き出しに配置されているなど泥やホコリが詰まりやすく、それが原因で頻繁に作動不良をおこした。また弾倉に用いられた鋼板が薄過ぎ、射手の体や地面など周囲に当たると容易に変形した。作動不良のおよそ70パーセントは弾倉に起因するという説がある。その他にも銃身(バレル)の冷却機能がほとんど機能せず、射撃の熱を蓄えるにつれて可動式銃身の放熱フィンが膨脹し、バレルジャケット内面に干渉して作動不良の原因となるなど、約300発以上(弾倉15個)の連続射撃は出来なかったと言われる(もっとも、銃身が加熱するよりmle1915本体が作動不良を起こす方が早かった)。これらの問題に対し、前線の兵士は解決策としてmle1915を射撃する場合3発ずつバースト射撃を行い、緊急時に限りフルオート射撃を行っていた。

不具合が多発したmle1915は1917年の12月には生産を中止し、1920年以降には後継であるシャテルローFM mle1924/29軽機関銃に変更されている。

総生産数は約260,000丁とも言われ、生産されたmle1915は価格の安さからフランス軍以外に7ヶ国にわたって輸出され、各国の配備状況は以下の通り。

[編集] アメリカ軍でのFM mle1915軽機関銃

第一次世界大戦に参戦したアメリカ軍では、当初.30-06弾を使用できるようにしたルイス軽機関銃が配備されていた。しかしヨーロッパに到着すると、同盟国であったフランスから.30-06弾を使用できるように改良したmle1915を輸入し取替えてられている。これはルイス軽機関銃の開発者であり兵器課を担当していたルイス・アイザック大佐と上層部との不仲が原因であったとされる。しかし、前線では欠点の多すぎるmle1915の代わりに元のルイス軽機関銃鹵獲したドイツ製機関銃などを代わりに使用するようになり、余剰となったmle1915は大量に廃棄されている。

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