高瀬物産

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本来の表記は「瀬物産」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。
高瀬物産株式会社
TAKASE BUSSAN CO., LTD
略称 高瀬物産(たかせぶっさん)
本社所在地 日本の旗 日本
104-0045
東京都中央区築地二丁目1番8号
本店所在地 104-0045
東京都中央区築地二丁目1番8号
設立 1961年(昭和36年)7月20日
業種 卸売業
事業内容 商社(輸入食品等)・食品卸・PB商品開発・配送等
資本金 20億円
従業員数 1,350名
外部リンク http://www.takasebussan.co.jp/
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高瀬物産株式会社(たかせぶっさん)、英称:TAKASE BUSSAN CO., LTD)は、東京都中央区築地に本社を置く商社物流卸売会社。英語表記は「TAKASE BUSSAN CO., LTD」。創業は1961年(昭和36年)。創業者は、高瀬物産現・代表取締役会長の高瀬孝三、現・代表取締役は高瀬知康。食料品を中心に、ノンフードまで幅広く取り扱う。プライベートブランドも主に2ラインで開発。資本金20億円。売上高900億円超。前会長の念願でもある、年商1000億円に向けて拡大中。


概要[編集]

高瀬物産株式会社は、東京都中央区築地に本社を置き、昭和36年、高瀬孝三により創業。外食支援企業として、商社・物流・卸売機能だけでなく、プライベートブランド(食品・非食品含む)も幅広く取り扱う。全国57の拠点(35支店、22営業所)をベースに自社物流・配送システムをもち、外食事業者のニーズに合わせたきめ細かな対応を可能としている。社員数は全国で約1350名。その他にも、同業他社との資本提携等も積極的に行い、グループとしての基盤を固めている。社長は2012年4月に高瀬孝三から、長男の高瀬知康へと世代交代を行っている。創業者の高瀬孝三は現在、代表取締役会長を務める。

社名の由来[編集]

  • 創業者の氏名「高瀬(たかせ)孝三」より。ローマ字表記「Takase」。正しい表記は、瀬物産。

取扱い商品群[編集]

プロ向けとして、生鮮3品と呼ばれる「農産品・水産品・畜産品」をフルカバー。

  • 水産…生鮮食材としての魚介類、手軽な加工食材。
  • 畜産…松阪牛、神戸牛などの高級食材から、低コストの海外食材、鴨肉、ラム肉などの特殊食材、手軽なカット商品等広く網羅する。
  • 農産…外食ルートで流通の少なかったカット野菜や加工食品の外食事業者への拡販や、契約農家ルートによるハーブの企画開発など、独自の企画商品を展開。
  • 種類/ワイン…創業者のワインへのこだわりから、国内の取り扱いが高瀬物産のみという希少ワインも。ディズニーシーで提供される甘口スパークリングワイン「モスカート・ペタロ」は高瀬物産の独占販売品。

プライベート・ブランド商品[編集]

  • 「高瀬オリジナルブランド」シリーズとして、グレードに応じた2ラインがある。
  • ベストシェフ…赤を基調としたロゴマークで象徴されるフード系と、青を基調としたノンフード系がある。

フード系は、コストパフォーマンスの高い商品を中心に幅広いジャンルをカバーするオリジナルブランド。 ノンフード系は、調理器具(鍋・フライパン等)をはじめ、食器類(高級ワイングラス含む)、洗剤やクッキングシートなどの備品など、飲食店で必要とされる調理資材をフルラインで提供。

  • シェフィール…こちらはフード系ブランドのみ。青を基調としたロゴマークで象徴され、ベストシェフよりもワンランク上の、高級プロ志向のブランドとなる。同じく高瀬物産オリジナルブランドとなる。

物流拠点[編集]

北海道地区、東北地区、北関東・信越地区、首都圏地区、中部地区、西日本地区と6ブロックに分かれ、全国で35支店、22営業所を持つ。 九州地区は、西日本地区に分類される。

  • 首都圏地区…13支店

 東京(4支店)、神奈川(3支店)、千葉(4支店)、埼玉(2支店)

  • 北海道地区…1支店、5営業所
  • 東北地区…7支店、6営業所

 青森(2支店、1営業所)、秋田(1支店)、宮城(1支店)、岩手(2営業所)山形(1支店、1営業所)福島(2支店、2営業所)

  • 北関東・信越地区…6支店、6営業所

 栃木(1支店)、群馬(2支店)、新潟(1支店、1営業所)、茨城(1営業所)、長野(1支店、2営業所)、山梨(1営業所)、静岡(1支店、1営業所)

  • 中部地区…4支店、3営業所

 愛知(2支店、1営業所)、静岡(1営業所)、三重(1支店)、石川(1支店)、富山(1営業所)

  • 西日本地区…5支店、2営業所

 大阪(2支店)、京都(1支店)、兵庫(1支店)、岡山(1営業所)、福岡(1支店)、長崎(1営業所)

沿革[編集]

  • 1961年7月 - 東京都台東区二長町33番地にて瀬物産株式会社が創立
  • 1991年3月 - 資本金を12億円に増資
  • 1993年11月 - 東京都中央区新川2丁目9番1号に本社移転
  • 1993年11月 - 資本金20億円に増資
  • 2007年10月 - ジーマ・高瀬物産株式会社設立
  • 2008年2月 - イソザキ高瀬物産株式会社設立
  • 2012年4月 - 高瀬知康が社長に就任
  • 2013年10月 - 株式会社サワムラを取得

高瀬物産と東京風月堂[編集]

現在の東京風月堂は、一度倒産した米津風月堂を支援する形で高瀬物産の高瀬孝三(当時代表取締役)が設立。本家風月堂の流れから分家した米津風月堂(1872年(明治5)に、番頭であった米津松造がのれん分けした)が、1964年に倒産したのを受けて、当時の高瀬物産社長である高瀬孝三が支援する形で、1965年東京風月堂を設立。2000年に「米津風月堂」(旧社)が「東京風月堂」(新社)を合併して、現在の「東京風月堂」になる。東京風月堂は本社社屋を高瀬物産本社と共にし、高瀬物産自社ビル真横のビルにも「風月堂」の看板を掲げている。

合弁会社 (ジーマ・高瀬物産株式会社)[編集]

2007年10月、ジーマ・高瀬物産株式会社は、2007年10月2日に、高瀬物産と、食品・酒類卸のジーマ株式会社(沖縄県浦添市西洲、年商207億円)との合弁により誕生。ジーマ・高瀬物産は、外食産業専門卸商社の新会社として設立された。目的は、ジーマの基盤である沖縄県において、外食事業者を顧客として、専門ノウハウや、多彩な品揃え、物流などの強みを生かすことにある。資本金は5,000万円。出資比率は、ジーマ50%、高瀬物産50%。

合弁会社 (イソザキ高瀬物産株式会社)[編集]

イソザキ高瀬物産株式会社は、2012年3月に高瀬物産佐世保営業所に吸収合併。経緯としては、2008年2月、高瀬物産株式会社と、長崎県の業務用卸の会社、株式会社イソザキとの合弁により設立。設立の趣旨は、佐世保、福岡、熊本を商圏とするイソザキの営業基盤に対し、高瀬物産が、物流と両社の強みを生かし営業基盤を固めることとされていた。

関連会社一覧[編集]

  • ジーマ・高瀬物産株式会社
  • トーショク高瀬物産株式会社
  • イソザキ高瀬物産株式会社(2012年3月 高瀬物産 佐世保営業所に吸収合併)
  • 株式会社サワムラ