野津克巳

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野津 克巳(のづ かつみ、1917年1月16日 - 2002年9月13日)は、日本の実業家カバヤ食品会長、オハヨー乳業社長、会長を務めた。長男は野津喬日本カバヤ・オハヨーホールディングス会長)[1]、孫は池田基煕(喬の長男、池田厚子養子、日本カバヤ・オハヨーホールディングスCEO)[2]

経歴・人物[編集]

岡山県総社市出身[3]1944年ハルビン学院を卒業し、同年に満鉄に入社し、奉天鉄道局総務部での勤務を経て、1948年12月にカバヤ食品に転じた[3]。常務、専務を経て、1979年に会長に就任した[4]1953年に大日本乳業(のちのオハヨー乳業)を創業し、社長に就任し、1975年には会長に就任した[4]1979年岡山日日新聞社社長にも就任し、1990年には会長に就任した[4]

1965年4月から1966年5月までに岡山商工会議所副会頭を務めた[3]

1987年11月に勲三等瑞宝章を受章[4]

脚注[編集]

  1. ^ 『人事興信録 第25版 下』(人事興信所、1969年)の30頁
  2. ^ “野津喬氏が死去 日本カバヤ・オハヨーホールディングス会長”. 日本経済新聞. (2017年11月27日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23943590X21C17A1AC8Z00/ 2024年4月21日閲覧。 
  3. ^ a b c 人事興信所 1985, の29頁.
  4. ^ a b c d 「日本の創業者 p69」

参考文献[編集]

  • 人事興信所 編『人事興信録 第33版 下』人事興信所、1985年。