菱カドミウム鉱
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| 菱カドミウム鉱 Otavite | |
|---|---|
| 分類 | 炭酸塩鉱物 |
| 化学式 | CdCO3 |
| 結晶系 | 三方晶系 |
| へき開 | 三方向に完全 |
| モース硬度 | 3.5 - 4 |
| 光沢 | ガラス光沢 |
| 色 | 白色、淡赤色、黄褐色 |
| 条痕 | 白 |
| 比重 | 5.03 |
| 蛍光 | 赤 |
| プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 | |
菱カドミウム鉱(ひしカドミウムこう、Otavite)は、鉱物(炭酸塩鉱物)の一種。別称オタバイト、オタビ石。
目次 |
化学的性質[編集]
組成は炭酸カドミウムであり、化学式はCdCO3。方解石のカドミウム置換体であり、したがって方解石と性質はよく似ている。 結晶系は三方晶系であり、色は白色。比重は5.03。劈開は三方向に完全であり、平行六面体の結晶となる。
紫外線の照射で赤色に蛍光する。短波紫外線、長波紫外線どちらにも蛍光する。
産出[編集]
1906年にナミビアのツメブ鉱山で発見された。青鉛鉱など、ほかの重金属鉱物を伴って産出する。名前はツメブ鉱山が含まれるオタビの地名にちなむ。
日本では、2009年に宮城県の大吹山で発見された。褐鉄鉱の空隙に、異極鉱の結晶に伴って産する。白色の球状集合体で,直径0.3mm程度。
カドミウムは、特定の鉱物を作るほど多くない元素であり、硫カドミウム鉱、方硫カドミウム鉱以外は存在が極めて少ない。菱カドミウム鉱も極めて珍しい。