脳内ニューヨーク

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脳内ニューヨーク
Synecdoche, New York
監督 チャーリー・カウフマン
脚本 チャーリー・カウフマン
製作 アンソニー・ブレグマン
チャーリー・カウフマン
スパイク・ジョーンズ
シドニー・キンメル
製作総指揮 ウィリアム・ホーバーグ
ブルース・トール
レイ・アンジェリク
出演者 フィリップ・シーモア・ホフマン
サマンサ・モートン
ミシェル・ウィリアムズ
音楽 ジョン・ブライオン
撮影 フレデリック・エルムズ
編集 ロバート・フレイゼン
配給 アメリカ合衆国の旗 ソニー・ピクチャーズ クラシックス
日本の旗 アスミック・エース
公開 アメリカ合衆国の旗 2008年10月24日
日本の旗 2009年11月14日
上映時間 124分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $20,000,000[1]
興行収入 $4,297,030[1]
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脳内ニューヨーク』(のうないニューヨーク、Synecdoche, New York)は、2008年公開のアメリカ映画。『マルコヴィッチの穴』や『エターナル・サンシャイン』の脚本家チャーリー・カウフマンの初監督作品。

第61回カンヌ国際映画祭や第33回トロント国際映画祭第22回東京国際映画祭などで上映。

ストーリー[編集]

ケイデン・コタードはニューヨークに住む劇作家。平凡だった彼の日常は、ある日を境に変わっていく。 額を切って病院へ行けば、原因不明の病気と診断され、家族からは、自分が演出した自信満々の舞台をけなされる。 夫婦仲も上手くいかず、遂には愛する妻と娘に捨てられてしまう。新しい恋人を作ろうとするも、優柔不断で逃げられて…。 そんな失敗続きで、人生に嫌気がさしていた彼の元に、マッカーサー・フェロー賞(別名“天才賞”)を受賞した知らせが届く。 大金と名誉を手に入れた彼は、人生をやり直そうとそのすべてを注ぎ込んだ、一世一代のプロジェクトを実行する。 それは、自分の頭の中に思い描いた理想のニューヨークを本物のニューヨークの中にもう一つ作り、誰も見たことのない舞台を上演することだった。 感動に満ちた驚異のライフ・エンタテインメント。

キャスト[編集]

評価[編集]

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは194件のレビューで支持率は69%、平均点は6.80/10となった[2]Metacriticでは34件のレビューを基に加重平均値が67/100となった[3]

主な受賞[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Synecdoche, New York (2008)”. Box Office Mojo. 2009年11月14日閲覧。
  2. ^ "Synecdoche, New York". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2022年12月7日閲覧
  3. ^ "Synecdoche, New York" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2022年12月7日閲覧。

外部リンク[編集]