聖徒の交わり
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聖徒の交わり(せいとのまじわり、ラテン語: communio sanctorum)とは、すべてのキリスト者の、霊的な一致と交わりである。キリスト者は、キリストをかしらとする、ただ一つの体である教会の交わりに連なっている。
この語は使徒信条で告白される。聖徒の交わりの根拠聖句は、使徒パウロが第一コリント12章で教えている箇所である。またエペソ4:4で「からだは一つ、御霊は一つです」(新改訳聖書)と教えている。
聖徒の語は新約聖書の約50箇所で使われている。
ハイデルベルク信仰問答は、ローマ8:32、第一コリント6:17、第一ヨハネ1:3から、主キリストの交わりにある者が、主の賜物を受け取ると回答する。
この交わりにある者は、ヘブル12:1の聖句が「雲のように私たちを取り巻いている」と教える「多くの証人」を含む。ヘブル12章22-23は、地上のキリスト者が「シオンの山、生ける神の都、天にあるエルサレム、無数の御使いたちの大祝会に近づいている」、「天に登録されている長子たちの教会」、「全うされた義人たちの霊」(新改訳聖書)であると教える。
カトリック教会では、聖徒の交わりは、地上の者、煉獄の者、天国の者で構成するとされる。呪われた者は、聖徒の交わりにはない。
ローマ・カトリック、正教会、アッシリア東方教会、東方諸教会は、天国の聖人による代祷を祈る。ただしその聖人による祈りについての見解には、正教会とカトリック教会との間に差がある[1]。
かつてのカトリック教会では、諸聖人の通功と訳されていた。
脚注 [編集]
- ^ 聖人の超功績と免罪符について(長司祭長屋房夫によるページ:正教会とローマ・カトリック教会の相違内)
参考文献 [編集]
- 『聖書の教理』尾山令仁 羊群社
- 『宗教改革の思想』アリスター・マクグラス
- 『植村正久と其の時代』佐波亘 教文館
- 『カトリック教会のカテキズム』
- 『公教要理』