細野恭平

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

細野 恭平(ほその きょうへい、1973年4月21日)は、日本経営コンサルタント、実業家。国際協力銀行を経て、ドリームインキュベータの代表取締役COO。

ベトナム駐在時代は、投資先のベトナムの上場会社の社長を務め、瀕死の企業の再生という修羅場をくぐった経験を持つアジア通。

略歴[編集][編集]

  • 1973年 - 岐阜県生まれ。
  • 1992年4月~1996年3月、東京大学スラブ語スラブ文学科
  • 1998年8月~1999年8月、サンクトペテルブルク大学留学
  • 1999年8月~2000年6月、米国ミシガン大学公共政策大学院(Master of Public Policy)
  • 1996年4月~2005年6月、海外経済協力基金(のちに国際協力銀行)
    • 旧ソ連の中央アジア(ウズベキスタンカザフスタンキルギス等)を担当。キルギスのアカエフ大統領(当時)をはじめとする中央アジアの閣僚クラスとの親交を深める。
    • 債務リスケジュール(パリクラブ)交渉を担当していた時代は、インドネシアやミャンマー等のアジア諸国との債務リスケジュール交渉を担当。


2005年10月から現在、ドリームインキュベータ(DI)

  • 2005~2010年、日本国内で大企業向けのコンサルティング、ベンチャー投資。
  • 2010~2017年、DIベトナム社長
  • 2018~、日本に帰任。投資チーム担当の執行役員
  • 2019年6月、取締役就任
  • 2020年6月、代表取締役COO就任


第47回日米学生会議の実行委員長。日米学生会議時代には、宮澤喜一元首相、岡本行夫氏、日米の学生約50名と共に、硫黄島を訪問する。

ベトナムの医療機器卸の上場会社の社長(2015年)

ドリームインキュベータが運営するDIアジア産業ファンドの投資先であるJapan Vietnam Medical Instruments社のベトナム人社長が急遽公安に逮捕されたため、当時、DIベトナムの社長だった細野が急遽ピンチヒッターとして同社の社長に就任。ベトナムの上場会社の社長をつとめた唯一の日本人となる。その後、社長は退くが、DIベトナムのベトナム人社員を同社の再生のために送り込み、瀕死の状態だった同社の経営を再建する。


主な連載

細野 恭平のプロフィール | JBpress(Japan Business Press) (ismedia.jp)

外部リンク[編集]

  • 株式会社ドリームインキュベータ
  • 株式会社ドリームインキュベータ(@dreamincubator.jp)- Facebook
  • 株式会社ドリームインキュベータ(@dream-incubator)- LinkedIn
  • DIMENSION(ベンチャー投資専門子会社)
  • DIインドデジタル投資組合(DIインド支社)
  • 株式会社ワークスタイルラボ
  • 株式会社DIソーシャルインパクトキャピタル
  • 合同会社Next Riseソーシャルインパクト推進機構