細菌性膣炎
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| 細菌性膣炎 | |
|---|---|
| 分類及び外部参照情報 | |
| ICD-10 | B96., N76. |
| ICD-9 | 616.1 |
| MeSH | D016585 |
| プロジェクト:病気/Portal:医学と医療 | |
細菌性膣炎(さいきんせいちつえん)とは、膣の自浄作用の低下により、特定の病原微生物ではない一般細菌によって引き起こされる女性器の症状。非特異性膣炎ともいい、また、膣炎の症状をさほど伴わないさらに奥への感染につながるものも含めて細菌性膣症とも呼ぶ。
目次 |
原因 [編集]
本来、女性の膣は生息するデーデルライン乳酸桿菌の作用で粘液が酸性に保たれ、他の悪玉菌の繁殖を防いでいる。しかし、体調の悪化や生理周期・妊娠等によるホルモンバランスの変化でこの自浄作用が低下すると、様々な菌が増殖しやすくなる。大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌などの一般細菌が通常以上に増殖して各症状を引き起こした状態が、細菌性膣炎である。細菌性膣炎は、カンジダ膣炎と並んで広く女性に多い性器の常在菌感染症である。
症状 [編集]
- おりものの増加
- おりものの悪臭(とりわけ、魚臭帯下と呼ばれる魚介類のような匂い)
- 痒み・発赤を伴うこともあるが、さほど顕著ではなく無自覚のまま感染しているケースも多い。
流早産との関連 [編集]
膣で増殖している細菌が上行して子宮頚管炎、絨毛膜羊膜炎などを起こすと、流産や早産の原因となる場合があり、妊婦は特に注意が必要である。
治療 [編集]
- 膣坐薬の挿入
- 1週間程度効果が持続するタイプと、毎日挿入するタイプとがある。
- 発症時に膣内で増殖した菌を洗い流して症状を鎮めるのには有効であるが、日常から過剰に膣内を洗浄していると、善玉菌まで洗い流してしまい、逆に感染症発生の原因になる可能性がある。