細川チャーリー忍

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細川チャーリー忍(ほそかわ チャーリーしのぶ、1984年8月22日[1] - )は、日本プロボクサー宮崎県宮崎市出身。金子ボクシングジム所属。元WBOアジアパシフィックミドル級王者。第50・52代OPBF東洋太平洋ミドル級王者。

来歴[編集]

兄は元プロボクサーで第40代日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン[2]

2014年5月28日のプロデビュー戦は判定負け[3]

その後2018年9月26日に後楽園ホールOPBF&WBOアジアパシフィックミドル級王者秋山泰幸とOPBF&WBOアジアパシフィックミドル級タイトルマッチを行い、11回TKO勝ちでOPBF&アジアパシフィック王座獲得[4]。翌2019年2月24日に大阪府立体育会館第二競技場で元日本&OPBFスーパーウェルター級王者野中悠樹とOPBF&WBOアジアパシフィックミドル級タイトルマッチを行い、12回0-3(112-114×2、111-115)判定負けでOPBF&アジアパシフィック王座初防衛に失敗[5]

そして同年7月9日に後楽園ホールでOPBF東洋太平洋ミドル級9位の太尊康輝とOPBFミドル級王座決定戦を行い、12回0-1(114-114×2、114-115)ドローでOPBF王座に獲得失敗[6]。同年10月11日に後楽園ホールにて太尊康輝とダイレクトリマッチでOPBFミドル級王座決定戦を行い、8回1分21秒TKO勝ちで2度目のOPBF王座に獲得成功[7]

2020年1月18日、後楽園ホールで日本ミドル級王者でOPBF東洋太平洋ミドル級1位の竹迫司登を相手に防衛戦を行うも、12回0-3(109-119×2,108-120)で判定負けを喫し、王座から陥落した[8]

2020年10月9日、後楽園ホールで中島玲と対戦し、8回1-2(75-77×2、78-74)で判定負けを喫し、連敗した[9]

2021年7月20日、後楽園ホールで日本ミドル級14位のワチュク・ナァツと対戦し、0-3(75-77、74-78、73-79)で判定負けを喫し、3連敗となった[10]

獲得タイトル[編集]

  • WBOアジアパシフィックミドル級王座(防衛0)
  • 第50代OPBF東洋太平洋ミドル級王座(防衛0)
  • 第52代OPBF東洋太平洋ミドル級王座(防衛0)

戦績[編集]

  • プロボクシング - 20戦12勝7敗1分(11KO)

脚注[編集]

  1. ^ 2016.6.24 GOLDEN CHILD BOXING vol.117結果 天上天下無我夢中! 2016年6月25日
  2. ^ 兄弟王者誕生!細川チャーリー忍が11回TKO勝ち 日刊スポーツ 2018年9月26日
  3. ^ 2014年5月試合結果 日本ボクシングコミッション
  4. ^ 細川チャーリーがミドル級新王者 秋山を11回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2018年9月26日
  5. ^ 野中悠樹が日本記録更新、41歳で最年長王者に細川チャーリー忍は初防衛ならず Boxing News(ボクシングニュース) 2019年2月25日
  6. ^ 細川チャーリー忍と太尊康輝はドロー OPBFミドル級王座は空位のまま Boxing News(ボクシングニュース) 2019年7月9日
  7. ^ 細川チャーリー再戦制す OPBFミドル級王者復帰 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年10月11日
  8. ^ 竹迫司登がOPBF王座獲得でミドル級2冠王者 キャリア初判定勝ちに「悔しいです!」 Boxing News(ボクシングニュース)2020年1月18日
  9. ^ 4戦目の中島玲が殊勲 前OPBF王者の細川下す 36歳の国語教師、小久保聡は現役続行ならず Boxing News(ボクシングニュース)2020年10月9日
  10. ^ ナァツが殊勲の勝利 元ミドル級2冠王者の細川チャーリー忍を下す Boxing News(ボクシングニュース)2021年7月20日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
秋山泰幸
第50代OPBF東洋太平洋ミドル級王者

2018年9月26日 - 2019年2月24日

次王者
野中悠樹
前王者
秋山泰幸
WBOアジア太平洋ミドル級王者

2018年9月26日 - 2019年2月24日

次王者
野中悠樹
空位
前タイトル保持者
野中悠樹
第52代OPBF東洋太平洋ミドル級王者

2019年10月11日 - 2020年1月18日

次王者
竹迫司登