紫色のクオリア

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紫色のクオリア
ジャンル ライトノベルSF
小説
著者 うえお久光
イラスト 綱島志朗
出版社 アスキー・メディアワークス
レーベル 電撃文庫
テンプレート使用方法 ノート
プロジェクト ライトノベルPJ ライトノベル
ポータル 文学

紫色のクオリア』(むらさきいろのクオリア)は、うえお久光によるSFライトノベル。2009年7月に電撃文庫から刊行。

目次

[編集] 特徴

当初は綱島志朗とのコラボレーション企画として執筆された短編であり、そこに中篇『1/1,000,000,000のキス』と短編『if』を書き下ろして書籍化された。古今東西のSF小説へのオマージュ(手塚治虫火の鳥』、アルフレッド・ベスター虎よ、虎よ!』、カート・ヴォネガットスローターハウス5』、グレッグ・イーガン万物理論』など)が盛り込まれ、内容自体もワイドスクリーン・バロック的な構造を取っている。

とりわけ『1/1,000,000,000のキス』は高く評価されており、ダ・ヴィンチ本の雑誌などライトノベルをあまり取り扱わない雑誌でも称賛され、「SFが読みたい!」2010年度版国内篇ランキングでは10位にランクインした。

2010年秋より「コミック電撃大王」にて綱島志朗による漫画版が連載中。

[編集] あらすじ

[編集] 毬井についてのエトセトラ

「人間がロボットに見える」という少女毬井ゆかり。彼女に舞い込んだのは、ある猟奇殺人事件。ゆかりの友人である波濤学も、その事件に舞い込まれていく。

[編集] 1/1,000,000,000のキス

マナブはある日、腕に埋め込まれたケータイを通じて平行世界にいる自分と交信できるようになる。一方、天才少女アリス・フォイルは留学生としてゆかりに接近し、天才を保護する組織「ジョウント」に勧誘するが、思わぬ悲劇が起こる。マナブは平行世界を渡り、無限の試行を行って「ジョウント」に闘いを挑む。ゆかりを取り戻す、ただそれだけのために。

[編集] 登場人物

毬井ゆかり(まりい ゆかり)
人間がロボットに見える少女。プラモデルが好きで、凄まじいスピードでプラモデルを組み立てていくので、小学生からは尊敬されている。人間がロボットに見えるということを生かして殺人事件の捜査にも協力している。その能力を「ジョウント」が狙っており、これが契機となって悲劇が起こる。
波濤学(はとう まなぶ)
本作の語り部。ボーイッシュな少女で、薙刀をたしなんでいる。愛称は「ガク」。ゆかりによって腕に埋め込まれた携帯電話を通じて平行世界の学と交信することが可能になった。
アリス・フォイル
「ジョウント」に所属している、留学生としてゆかり達の元へやってきた天才少女。数式が絵に見え、絵を描くことで計算を行う。万物理論に到達しうるのではないか、と期待されている。プライドが高く、凡人を徹底的に見下している。
ジョウントに所属するまでは、ドラッグと新興宗教に傾倒した母親に虐待されていた。
天条七美(てんじょう ななみ)
過去のある出来事から、ゆかりを蛇蝎の如く嫌う少女。量子力学に精通している。
加則智典(かそく とものり)
ゆかりが密かに思いを寄せている男子(厳密には、彼の持つドリル機能に)。ゆかり曰く、「デザインはリアル系なのに、すごいドリルを持っている」。

[編集] 書籍

漫画

[編集] 関連項目

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