第9偵察隊

第9偵察隊（だいきゅうていさつたい、JGSDF 9th Reconnaissance Unit）は、青森県弘前市の弘前駐屯地に駐屯していた、陸上自衛隊第9師団隷下の機甲科部隊である。2024年（令和6年）3月20日に廃止された。

概要[編集]

第9師団の情報収集専任部隊として第9師団の行動に必要な情報を偵察警戒車、軽装甲機動車や偵察用オートバイなどの車両や各種偵察用器材を使用して情報収集する任務にあたっていた。隊長は、2等陸佐。

第9混成団偵察中隊

第9偵察隊

1962年（昭和37年）8月15日：第9混成団の第9師団への改編に伴い、第9偵察隊に改称。
1968年（昭和43年）3月25日：弘前駐屯地へ移駐。
2010年（平成22年）3月26日：即応近代化師団への改編｡軽装甲機動車が配備。後方支援体制変換に伴い、整備部門を第9後方支援連隊第2整備大隊偵察直接支援小隊へ移管。
2024年（令和06年）3月20日：部隊廃止により、3月15日に隊旗返還式を挙行^[2]。廃止後は岩手駐屯地に機能を移し、第9戦車大隊と統合され、第9偵察戦闘大隊が新編^[3]。

装備車両の部隊表示は、全て「9偵」

^ 仕様書 (PDF, 101KB)
^ 陸上自衛隊　第９師団 [@Jgsdf_nea_9d] (2024年3月15日). "【第９偵察隊　隊旗返還式】". X（旧Twitter）より2024年3月15日閲覧。
^ 陸上自衛隊　第９師団 [@Jgsdf_nea_9d] (2024年3月21日). "【第９偵察戦闘大隊　隊旗授与式】". X（旧Twitter）より2024年3月21日閲覧。