稲葉尊治

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稲葉 尊治(いなば たかはる、1980年10月9日 - )は、日本詩人書道家プロデューサー

愛称は、いなっちょ、いなばっち。田加治株式会社代表取締役。葛飾区亀有生まれ、埼玉県吉川市育ち。

経歴[編集]

高校卒業後、「本を出したい」とサンクチュアリ出版(現・サンクチュアリ・パブリッシング)へ持ち込み。社長から「表参道でやってみろ」と言われ、言われるがままストリートで言葉を書き始める。1999年当時、軌保博光が表参道で書を用いた活動をしており、実質的に2番目に始めたとされており、全国のイオンモールなどのショッピングセンターや百貨店での個展、催事、イベント活動を先駆けとして広げ、15万人以上の人と向き合い、言葉を届ける。

占いを超える書による言葉の書き下ろしと称される、稲葉尊治の「あなたを観て言葉を書きます」は、スピリチュアルブーム以前からの本人の興味もあり、様々な世界観を学び続けると共に、自身の日々の活動から「観る」「過去を捉える」「言語化する」ということを特に意識して行っているものの、本人も未だ、自分自身が何を表現し、どのような世界観で生きて行くのかを模索し続けると言っている。

また、暮らしと仕事の世界観の一体化をテーマに掲げ、多くの人を「観る」ことでの「言語化」の経験をもとに、経営者、議員との対話、コンサルティング、各種デザイン、プロデュースも行う。国際展覧会の出展や、イスタンブールで行われた日本とトルコの国交記念祭への参加等、海外での活動を模索する。プロダクション、企画事務所を経て、デザインや言葉の研究、経営を学びながら株式会社マップの所属へ。その後、田加治株式会社創業。

人物・エピソード[編集]

趣味は漫画を読むことのみ。瞬間的に興味が湧くものの、ほぼ続かないということから、新しいことをやらなくなった。また、やることはプロとしてやりたいという気持ちがある。特技は言語化。水、渓谷が好き。

その他[編集]

「言葉と共に旅に出よう」「生き方と働き方の一致」「コズミックライフ」をキーワードに、自らの表現、活動で、思考や思想を反映させ、また、試行錯誤し、実験している。

イベント/催事/個展の開催地[編集]

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出版・その他[編集]

  • 書籍 ONE マガジンランド
  • 日めくりカレンダー ポストプラネット マガジンランド
  • カレンダー よし! ミノワスタジオ
  • カレンダー 動 マップ
  • ポストカードセット ゆかいなことば、道 ミノワスタジオ
  • ポストカードブック 基本の51第一弾 コズミックライフレーベル
  • 冊子 あかるいことば コズミックライフレーベル
  • 和泉果樹園「ルレクチェ」文字
  • 日本酒 亀の歩み、車坂 文字、デザイン
  • 焼酎 黒潮波、東湖、亀覗 文字、デザイン
  • 店舗名や広告などでの文字提供を各種行う

外部リンク[編集]