福田哲夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

福田 哲夫(ふくだ てつお、1949年 - )は、日本インダストリアルデザイナー

来歴[編集]

東京都出身[1][2]

1967年東京都立工芸高等学校を卒業して日産自動車に入社する[3]。1970年代に独立してデザイナーとしての活動を始める[3]

デザインする製品は幅広く、特に鉄道車両の分野では新幹線300系電車新幹線400系電車新幹線700系電車新幹線N700系電車新幹線E2系電車新幹線E4系電車などを手がけた[1][2]。一連の新幹線車両の設計では、前頭部分に空力デザインのエリアルールの考え方を鉄道車両に持ち込んだとされている[4]

学術分野では、首都大学東京教授を経て、2008年より東京都立産業技術大学院大学教授を務め[3]、その後同大学名誉教授となる[1][2]。また、京都精華大学で客員教授を務める[1][2]

日本デザイン振興会グッドフェロー[2]

著書[編集]

  • 『新幹線をデザインする仕事 「スケッチ」で語る仕事の流儀 』ソフトバンククリエイティブ、2015年

脚注[編集]

  1. ^ a b c d インタビュー デザイン 福田哲夫 - トゥーマーカープロダクツ(コピックウェブサイト)
  2. ^ a b c d e DISCUSSION Vol.5 福田哲夫 インダストリアルデザイナー 未来のワンシーンを描く―――1枚のスケッチの求心力[前編] - 三菱地所設計(2019年1月31日)2023年10月25日閲覧。
  3. ^ a b c 第7回インタビュー 求められるのは知識の統合と設計倫理 ―社会を変えるインダストリアル・デザイン― - 東京都立産業技術大学院大学
  4. ^ “自動車の技術が新幹線の顔を作った!?”. クリッカー. (2011年7月21日). https://clicccar.com/2011/07/21/44125/ 2023年10月25日閲覧。 

外部リンク[編集]