矢野光世

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
矢野 光世
Teruyo Yano
個人情報
生年月日 (1991-03-03) 1991年3月3日(33歳)
国籍 日本の旗 日本
身長 162.2cm
体重 58.0kg
チーム情報
所属 日本競輪学校
期別 104期
分野 トラックレース
役割 元選手
プロ所属チーム
2013年 - 2023年
日本競輪選手会福岡支部
グランツール最高成績
最終更新日
2023年10月14日

矢野 光世(やの てるよ、1991年3月3日 - )は、福岡市出身の元女子競輪選手日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第104期生。現役時代は日本競輪選手会福岡支部所属、ホームバンクは久留米競輪場。師匠は藤田剣次(85期)[1]

来歴[編集]

博多工業高等学校を経て、製菓の専門学校へと進む。その傍ら、メッセンジャーのアルバイトを始めたことがきっかけとなり、ガールズケイリンへの道へと進むことを決めた[2]2011年12月16日、競輪学校104回試験に合格した[3]

2013年3月29日、競輪学校を卒業。在校競走成績は第6位(16勝)[4]

2013年5月10日京王閣競輪場でデビューし3着。同年6月8日、奈良競輪場で初勝利。同年12月25日、高松競輪場で初優勝。

2020年秋頃に腎臓周りが炎症を起こし手術を受けたほか、入退院を繰り返した[1]

その後は復帰するも、2023年3月6日高知FII(ミッドナイト)2日目第1レースで7着となり、最終日は途中欠場。以降、長期欠場を続け、最終的にレースに復帰することなく8月に引退を決意。この3月のレースがラストランとなった[1]

2023年10月10日、選手登録消除。通算戦績は672戦64勝(優勝3回)。生涯獲得賞金5588万2900円[1]

引退前の同年9月には長崎県へ転居し、2年半交際していた同い年の僧侶と結婚した。引退後は、長崎で400年の伝統を持つ「波佐見焼」にのめり込み、波佐見焼の皿を焼いて日々過ごしている[1]

脚注[編集]

外部リンク[編集]