犬伏家住宅

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犬伏家住宅
所在地 徳島県板野郡藍住町東中富大塚傍示
位置 北緯34度6分58.0秒 東経134度28分33.0秒 / 北緯34.116111度 東経134.475833度 / 34.116111; 134.475833座標: 北緯34度6分58.0秒 東経134度28分33.0秒 / 北緯34.116111度 東経134.475833度 / 34.116111; 134.475833
形式・構造 木造、二階建、本瓦葺
建築年 1886年明治19年)
文化財 国の重要文化財
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犬伏家住宅(いぬぶしけじゅうたく)は、徳島県板野郡藍住町にある歴史的な建造物。国の重要文化財に指定。

歴史[編集]

犬伏家住宅は吉野川下流域の北岸に建ち、の取引により財を築き、江戸時代後期から薬の製造・販売を営んだ。吉野川の改修工事で敷地の一部が堤防用地となったため敷地を造成し、1931年昭和6年)から1934年(昭和9年)までに全体を建て替えた。2020年令和2年)12月23日に国の重要文化財に指定された[1]

全体は和風で応接室のみ洋風とする。主屋の二階を居室化し、平面計画や構造技術においても近代的特徴を示す。周囲より一段高く宅地を造成し、主屋を中心に土蔵群で囲む屋敷構えや本瓦葺の多用など当地域の伝統を継承している[2]

交通[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 藍住町の「犬伏家住宅」国重文に答申 徳島”. 朝日新聞 (2020年10月17日). 2021年10月2日閲覧。
  2. ^ 犬伏家住宅 主屋”. 文化遺産オンライン. 2021年10月2日閲覧。

外部リンク[編集]