「プロジェクト‐ノート:歴史」の版間の差分

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正確なカタカナ化が、独自研究というプラスチックの壁で阻まれ許されないにしても、せめて揺れるカタカナは統一できないのでしょうか。これは私の本望です。とても有名なスネフェル王でも、翻字s-nfrwよりセネフェルウが正確など、知られていない事実も存在しているのです。しかしながら、翻字からカタカナにするのは、英語版から翻訳する際に英語を日本語化するのよりは数段正確です。翻訳のときの表記が許されて、トランスリトレーションが許されないのはなぜでしょうか?
正確なカタカナ化が、独自研究というプラスチックの壁で阻まれ許されないにしても、せめて揺れるカタカナは統一できないのでしょうか。これは私の本望です。とても有名なスネフェル王でも、翻字s-nfrwよりセネフェルウが正確など、知られていない事実も存在しているのです。しかしながら、翻字からカタカナにするのは、英語版から翻訳する際に英語を日本語化するのよりは数段正確です。翻訳のときの表記が許されて、トランスリトレーションが許されないのはなぜでしょうか?
TENさんと編集競合が起こりましたが、とりあえずこの文章はそのまま投稿します。TENさんの文章に本日返信させていただくかは不確定です。--[[利用者:Sethemhat|Sethemhat]]([[利用者‐会話:Sethemhat|会話]]) 2022年4月23日 (土) 14:14 (UTC)

*{{返信|Sethemhatさん}}「申し訳ございませんが、私はこれ以上はどのように「丁寧」に議論を進めればよいかわかりません。」とはどういう意味ですか?これまでに私が指摘したことをきちんと受け止めてください。本議論が'''ページの改名という重要な議題であるにもかかわらず、適切な告知を行わず、かつ「スタンダードの構築」などというどうとでも取れる言葉で進めようとしたことを反省ください。'''--[[利用者:あずきごはん|あずきごはん]]([[利用者‐会話:あずきごはん|会話]]) 2022年4月23日 (土) 14:26 (UTC)
以上の文章は、TENさんと編集競合が起こりましたが、とりあえずそのまま投稿したものです。TENさんのコメントを拝読し、ひとまず<u>正確なカタカナを記事中に併記するのを中止し、代案として翻字・ラテン文字転写をより分かりやすいように掲載する</u>ことにしようと思ったことを取り急ぎ述べさせていただきます。--[[利用者:Sethemhat|Sethemhat]]([[利用者‐会話:Sethemhat|会話]]) 2022年4月23日 (土) 14:14 (UTC) <small>追記--[[利用者:Sethemhat|Sethemhat]]([[利用者‐会話:Sethemhat|会話]]) 2022年4月23日 (土) 14:22 (UTC)</small>

2022年4月23日 (土) 14:26時点における版


第n世紀カテゴリ・第n代ファラオ表記の廃止の提案

カテゴリ「n世紀のファラオ」を廃止し、「第n王朝のファラオ」へと変更することを提案します。理由は以下の3つです。

  1. ファラオの所属する年代が現状で分かりづらい。現状エジプト学では王朝による分類を基本的に採用しており、王朝の中で歴史の連続性があります。そこを各世紀にぶった切ったらファラオ同士の関連性が分かりにくくなるでしょう。また、ファラオの一覧にファラオのすべてが載っており、そこを見ればいい話なのでカテゴリ分けがそもそも必要であるかどうかも疑問ですが、世紀で分けることはもっと必要ないことだと思います。
  2. 世紀をまたいで在位しているファラオはいったいどこにいれればよいのかという疑問があったり、説によって所属する世紀が違う例が存在するかもしれないということは容易に想像できます。様々な説を検証して入れる場所を決めるのは時間のロスです。なので、プトレマイオス朝時代当たりの紀元前8世紀以前がほぼ空なのでしょう。王朝で分ければその心配は無用です。
  3. +英語版では世紀区分と王朝区分が両立していますが統一すべきだと思います。

また、Template:先代次代を用いて第138代古代エジプトファラオ と書いている記事があるようですが、これも見つけ次第除去して王朝内での代に変更したいと思います。これは明確に、中間期のファラオの数が不明で明確に第何代と分からず不正確だからです。

以上、私が思う理由を述べさせていただきました。ご意見ありましたら遠慮なくこの下に書き加えて頂ければ幸いです。反対や意見なければ今の提案よりおおよそ2週間ほどで作業に取り掛かりたいと思います。なお、過去にエジプト記事の加筆を行われた方には個別に議論通知を可能な限り送りたいと思います。--Sethemhat会話2021年10月16日 (土) 03:57 (UTC)[返信]

代数に関しては同意します 聖平太郎会話2021年10月16日 (土) 08:33 (UTC)[返信]

コメント カテゴリの廃止について異論ないです。Template:先代次代の代数表記については誤解を招くだけで意味がない記述だと思うので除去に賛成です。--TEN会話2021年10月17日 (日) 16:17 (UTC)[返信]

  • 大変遅くなりまして申し訳ありません。いま若干私の時間に余裕ができましたので、廃止と変更の編集を実行したいと思います。
  • 先にカテゴリを改名すると、記事中に赤リンクが残ってしまう。
  • 先に記事のカテゴリを変更すると、やはり赤リンクが残る。

という問題があるので、赤リンクが生成されることで起こる余計な混乱を生まないために、

  1. まず王朝カテゴリ(1~31+アメン大司祭+プトレマイオス朝)をすべて作成する。
  2. 記事を一つずつ編集しカテゴリに放り込む。
  3. 削除依頼を提出し、既存のn世紀カテゴリを削除する。

この流れでいこうと思います。なお、Template内に貼るテンプレートは、Template:古代エジプトの王朝を一部改変した、利用者:Sethemhat/sandboxのを貼り付けようと思います。--Sethemhat会話2021年12月8日 (水) 14:19 (UTC)[返信]

「xx世紀の軍人」カテゴリの運用についての議論

日本の戦国武将の人物記事に「16世紀の軍人」を付与する方がいて、私は違和感を覚えました。「軍人」(ぐんじん=近現代の国家の正規軍の職業軍人)とするか、「軍人」(いくさびと=古今東西の戦いに関係した人)とするか、解釈のしようによっては広くも狭くもとれます。たとえば「1世紀の軍人」カテゴリには古代ローマの人物も含まれてたりします。

語義の解釈として広いほうをとるならば、戦国武将や記紀の人物をいれてもマチガイではないのですが、そんなに幅の広いカテゴリは有用なのかなあ、とも感じます。

ご意見を募りたく思います。詳しくはプロジェクト‐ノート:人物伝#「xx世紀の軍人」カテゴリの運用についての議論で。--柒月例祭会話2021年10月25日 (月) 17:51 (UTC)[返信]

「期間で区切る歴史事件・事項の曖昧さ回避の統一提案」告知

Wikipedia‐ノート:記事名の付け方#期間で区切る歴史事件・事項の曖昧さ回避の統一提案にて、複数年にまたがる歴史事件・事項(国名などを含む)の曖昧さ回避の議論を行っています。広くご意見をいただきたいです。--McYata会話2021年12月6日 (月) 02:41 (UTC)[返信]

古代エジプト分野のスタンダードの構築について

現在の日本語版Wikipedia(以下、jawp)のエジプト分野のスタンダードの構築における、様々な議題でご意見を伺いたいので、ここにて提案させていただきました。古代エジプト関係の編集をされている/いたTENさん、聖平太郎さんにとどまらず、他の方にもご感想を伺いたいです。私が話したいことは以下のサマリーにあります。

  1. エジプト語のカタカナ化について。
  1. 記事の冒頭部分に、翻字に基づく、より正確なカタカナ化表記を併記してよいか? (Template:MODEKATを使用)
  2. 表記ゆれするカタカナをjawpでは統一したい(例えば、アメンホテプ&ヘテプヘレス - ラセス&ラセスについて)
  3. 神名のカタカナを統一したい。
  1. Template infobox pharaohについて、五重称号の順番は現状一般的でない順番になっているが、変えてよいか?

です。以下、それぞれに対して説明をさせて頂きます。

1.1; 日本のエジプト分野では、従来カタカナ化の方法が統一されてきませんでした。例えば、メンフィスの古名、翻字:inb-hD はイネブ・ヘジュともイネブ・ヘジともされ、さらに詳しいところになると、動詞 zmAもxaもkAもセマァ・カァ・カァと表記されるなど、Aとaの区別ができていないことがあり、かなり大きな問題があるように思われます。表記の不統一は初学者の混乱の元となりうること必至ですので、早急に統一したいです。これに関して、私の方で調査を行い、暫定的に草案、外国語表記法/エジプト語 を立項しました。お手数ですがそちらの方にも目を通していただき、ご意見をお聞かせ願いたいです。

1.2; Ra-ms-swを例に挙げます。まず、現在のjawpでは軒並みラムセスですが、しかし、これを部分的に改変した形、imn-ms-swをアメンメセスとしているのとは、統一性がありません。これに関して、文献での表記を調査したところ、松本(1994, 1997, 1998, 2020)、吉成(1999)、スペンサー(2009)、吉村(2001)、屋形(1998)においてすべてが「ラメセス・ヘテプ」でした。これを考慮すると、ラメセスは間違いなくこれに改名できると思います

問題はHtpです。ラメセスがRamesessでmeをメと読むかムと読むかでは若干の発音の違いですが、ヘテプはHetepとHotepとで、ラテン文字化する方法がそもそも異なります。インターネット上でよく見かけるもの(つまり英語のスタンダード)はホテプ(Mentuhotep, Amenhotep)ですが、しかしenwpでもhetepheresとなっているなど例外が存在します。実は私もホテプが好みではあります。

1.3; メンチュ、アメン、アテン、セベクなどのように基本的にe音のカタカナ化が好ましいと思います。モンチュ、アモン、アトン、ソベクのようなo音は、他がe音挿入なのに対して例外的すぎます(特にアモン・アトンはダサい)。また、このスタンダードは人名にもそのまま適用されます(モンチュホテプではなく、メンチュホテプ)

2; 五重称号の順番は、スタンダードがホルス・ネブティ・黄金のホルス・即位・誕生です。しかし、enwpが即位・誕生・ホルス・ネブティ・黄金のホルスだったので、jawpにインポートする時にこの順番となってしまいました。そこで、私が2/26日に、enwpに議論を提起したところ、「どうしてこの順番になっているのかわからない。即位名と誕生名は記事のタイトルとなっているため、前に出ているのであろうか。いずれにせよ、正確な表記を採用するのに何の問題もない」といったコメントを(2件)頂きました。これを受けて、私は4/4日にenwpの変更を実施しましたが、反論は4月14日現在出ておりません。

長くなりましたが、私一人で以上のことを勝手に反映するのはあまりよくないと思いますので、ぜひとも皆さまの考えをお聞かせ願いたいです。どうぞよろしくお願い致します。--Sethemhat会話2022年4月14日 (木) 14:06 (UTC)[返信]

  • コメントご提案の趣旨がよくわからないのですが、ページの改名も含まれる議論でしょうか?一般論としてページの改名が伴うのであれば、ルールを作って統一するのではなく、個別に議論すべきと思います。何らかの理由で一斉に変更する必要がある場合は「プロジェクト‐ノート:中国#記事名に「満州」を含むページの改名提案」のように、影響があるページを全て挙げて議論すべきと思います。なお、「正しさ」を理由とした改名は、天文系で荒れた経緯がありますのでご注意ください。また、五重称号の件も当該テンプレートのノートですべき議論と思います。過去の議論を振り返る場合に、当該ノートに無いと混乱します。--あずきごはん会話2022年4月17日 (日) 06:51 (UTC)[返信]
  • コメント各記事の改名については別途議論の対象だと思うのですが、カナ転写法についてはまず学術的なスタンダードが存在するのかどうかが重要ではないでしょうか。自分の場合、同一記事内では同一人物の表記法は統一するようにしてはいますが、基本的には対象記事書くのに最も利用した書籍・論文の表記法に合わせる感じで対処しており、記事間での表記揺れはあまり重要視していません。敢えて表記法に悩む場合は大英博物館『古代エジプト百科事典』や西村洋子『古代エジプト語基本単語集』などのカナ転写を参考にしていますが、上に挙げられているRa-ms-swは前者でラメセス、後者ではラムセスとなっています。hotep/hetepに関しては『大英博物館 古代エジプト百科事典』ではアメンホテプ/メンチュホテプ/ヘテプへレス/ヘテプセケムウイといった具合で人名語尾の場合はホテプ、人名語頭の場合にはヘテプになっており、「供物」を意味するヒエログリフについて説明される場合にはヘテプとされていて同一書籍内でも統一が行われていないです。つまるところ、Wikipediaのエジプト語カナ転写法が不統一であるのはエジプト分野の日本語書籍・論文におけるカナ転写法が不統一であることの反映なので基本的には仕方のないことなのではないかと思っています。
  • 日本のエジプト分野でカナ転写法が統一されていないというというのは上に書いた通り私が確認できる範囲でもその通りなのですが、そこでWikipediaで独自にスタンダードを構築するというはWikipedia自体の方向性とは異なっているように感じます。発音について参考になる資料があっても良いとは思いますが、エジプト語における「原音」というのがそもそも再構築可能なものなのか疑問でもあり、h・ḥ・ḫ・ẖのように日本語の音韻としては意味のない差異(西村氏によれば後者2つはkhで転写されることが多いそうですが)などは結局区別不能でもあります。
  • 上記の点から、基本的には個別の記事において「日本語における一般的な表記法」を勘案して記事名を付けていくしかないのではないかと考えますがいかがでしょうか。最も極端な例を出せば、ツタンカーメンアンケセナーメンクフカフラーメンカウラーハトシェプストなどは既に日本語として定着した表記法として確固たるものがあり、このような場合には慣用的な表記法が採用され得るのがWikipediaの記事名の指針であろうと思いますし、エジプト語の原表記に忠実である必要性は必ずしもないのではないかと考えます。もしスタンダードを用意するならば、スタンダードとして使用可能な標準転写法が日本の学界で用意されているかどうか、それがどの程度普及しているかを確認する必要があるかと思います。--TEN会話2022年4月17日 (日) 18:26 (UTC)[返信]

返信 (あずきごはんさん、TENさん宛) まず、お二方とも貴重な意見をありがとうございます。議論場所の件については、それぞれで分散させると議論参加者の手間になるだろうと思ったので、一か所ですべてご意見をいただく形にしました。改名にかかわるページには、すべて私が「ページの改名に関する議論はこのページでされました」という趣旨の文を、このページの過去ログへのリンク付きで設置しますが、これでいかがでしょうか。もし不適切でしたら次回より対処法を考えたいと思います。

序論として、私の説明が拙なかったため、TENさんに若干誤解されているかもしれませんが、この議論では、前提として記事名は基本的に「日本語における一般的な表記法」に従うという方針です。そのうえで、

  1. 音素単位(例えばHtp)で揺れるものに関しては、すべてを統一したい。例えば、松本氏の書籍ではすべて「ヘテプ」、となっている具合です。
  2. できるだけ正確な音を提供するため、リード文中にエジプト学的に正確な表記を併記する。例えば、ra-ms-swはラーメセスウになりますし、アンケセナーメンはアンクエスエンアメン(anx=s.n-imn)、ネフェルティティはネフェレトイイティ(Nfr.t-iy.ti)となる感じです。これは、記事中に併記する翻字を上に挙げましたルールに基本的に従いカタカナ化させ、一般読者の方でも読みやすく、入門しやすいようにとの思いです。

2については反対意見が予想され、意見をすり合わせていきたいと思いますが、1はご理解賜りたいと思っております。

1に関してさらに詳説いたします。高等教育の現場にも、エジプトは取り上げられていましょうから、いったいどうなっているのだろうと思い、知人に頼んで山川出版社の「詳説世界史B」のエジプトの項目を確認しました(3000年の歴史がたった見開き1ページに押し込まれておりため息をつきましたが)。ここで、「アメンホテプ4世」と書いているにも拘わらず、同じページでアモン神信仰~と平然と書かれていました。これでは、生徒が神名と王名との関連性を理解することが全くできません。これは明確に出版社の落ち度と思い、すでに問い合わせはしましたが、このような現状の中でもより専門的なことまで書くことのできるWikipediaではせめてこういうことを減らしたいと切実に思う次第でございます。

2について。「カナ転写法についてはまず学術的なスタンダードが存在するのかどうか」ですが、まずこれが私の知っている限りで存在しないので、専門家が統一できないのなら、せめて有名語はJawpでも統一しておくべきだ私は考えています。これは1と同じ考えに基づくものです。TENさん、hotep/hetepに関して、貴重な例をありがとうございます。このように揺れている、これはそもそも日本のエジプト学者が統一すべき事案であったと思いますが、1と同様にせめても、という思いを持っております。「古代エジプト聖刻文字の入力システムの試作」というものはありましたが、カタカナ化に関する論文ではありませんでした。

また、数多くの名称の中から最善を選んでいるだけなので、独自研究に当たらないと思いますが、もし当たるとしても必ず行わなければならないことと思います。この理由とは、再掲しますが第一に事実が正確ではなく、かつ第二に初学者の混乱の元となりうるからです。

カナ転写については、「原音」の再構築は完全に不可能である(時代とともに発音が変わっていったので、もし再建音で記事表記をするとそれこそ同一音素の読みが揺れてよくない)ことを前提として、エジプト学的に最も正確なものを読者に提供したいと思っています。我々が文章、例えば"Htp-di-nswt, wsir-nb-Ddw"を読むときは思い思いに読むと思いますが、それも一般の方/初学者にはわかりません。なので最も近いカタカナで、より揺れることなく転写したいと思っています(例えば、現在はkA-raが「カーラー」(松本)や「カラー」(スペンサー)と揺れることが普通に起こっています)。

また、おっしゃる通り改名が含まれる議論ですので、以下にひとまずのリストを作りました。これは、明らかに誤っていたり(シェプスセスカフ)、参考文献で一度も見られないもの(ネフェリルカラー)などで、当然改名できるものと私は思っております。ファラオの一覧で赤リンク状態のものは、できるだけ日本語文献で一般的に用いられているものを探して、それに変えたいと思いますが、一部従わないものも存在します。例えば、Dedumoseに関しては、松本氏はドゥディメスとしていますが、これは不規則動詞"rdi"の未完了受動分詞男性単数形"ddw"(吉成, p91)と私は思いますので、英語版(およびenwikt)表記の通りデドゥメスがよいと思います。

参考文献のうち、スペンサー=S, 松本=M, 吉成=Yとします。

以下の二つは特に皆さまの追認が必要と思います。

また、微妙な「セネド」もあります; セネドノート / 履歴 / ログ / リンク元→「セネジュ」。彼の名前はG54のヒエログリフを用いるが、この音価はsnDである。用いられているs-n:dは、スペースの都合でDをdで代用したものであるかもしれない。M, p=37には「セネド」表記。面倒な問題なので、現在の状態を残置し、第一文に併記する形で処理したいと思います。

  • もし、ホテプに統一するならば、メンチュヘテプ1~4世やネフェルヘテプ1~3世はそれぞれホテプになりますし、逆にヘテプで統一ならば、アメンホテプ1~4世、イムホテプなどもヘテプになります。ここは要議論と思います。

長文になってしまいましたゆえ文章のつながりがおかしいところ等ございましたら、ご容赦いただきたいと思います。--Sethemhat会話2022年4月22日 (金) 14:22 (UTC)[返信]

  • コメントすいませんが、もう少し丁寧に議論を進めてください。まず、改名の議論であれば、WP:MVに則った手続きを踏んでください。Sethemhatさんが用いている参考文献を、「吉成(1999)」と書かれても困ります。書籍名を書いてください。改名の理由に「Dはdj」と書かれても、申し訳ありませんが私には何のことか理解できません。
  • 「記事名は基本的に「日本語における一般的な表記法」に従うという方針です」と表明されていますが、Sethemhatさんの議論の進め方は真逆に思います。この方針に従うのならば、ラムセスの記事名は、高校の教科書に従ってラムセスのままになるでしょう。また、「「カナ転写法についてはまず学術的なスタンダードが存在するのかどうか」ですが、まずこれが私の知っている限りで存在しないので、専門家が統一できないのなら、せめて有名語はJawpでも統一しておくべきだ私は考えています。」の部分は、独自研究ですと仰っているように受け取ってしまいます。「数多くの名称の中から最善を選んでいるだけなので、独自研究に当たらないと思いますが」との事ですが、その選び方がSethemhatさんの独自研究なのではないでしょうか?一般的な表記法に従うとおっしゃるのならば、Sethemhatさんが言及すべき事は、dとdjの違いといった「正しさの説明」ではなく、「一般の認知度」についてです。
  • また、「専門的なことまで書くことのできるWikipedia」と仰っていますが、WP:NOTMANUALにあるように、Wikipediaは教科書や学術書ではありません。特に記事名には「専門用語ではなく一般的な用語を使用するべきです。」の方針があります。取り急ぎここまでコメントしますが、丁寧に議論を進めていただきますようお願いします。--あずきごはん会話2022年4月22日 (金) 20:48 (UTC)[返信]
  • 返信 とりあえず個別の記事について、先に述べます
    • シェプスセスカフやネフェリルカラーは立項時の単純なミスである可能性が高く(このような表記をしている書籍・論文を見たことがありません)改名提案を経由して改名するのが適切だろうと思います。
    • ラムセスは日本語としては十分に普及したカナ表記法で、何に基準を置くか次第でしょうか。私としてはラムセスと書くかラメセスと書くかはあまり重要な問題ではないと考えるのでどちらでも良いように思います。
    • ピイは現在では普通、彼の王名のヒエログリフ中のアンクは読まないものと理解しているので、ピイが適切だろうと思います。西村氏は「ピィ(かつてピアンキと誤読された)」『古代エジプト語基本単語集』p. 109と記していますし、Britannica等でも「かつてピアンキと呼ばれた」となっていてピアンキがエジプト学的に古い表記であることははっきりしていると思います。
  • 次に、1.音素単位でのカナ表記法の統一、2.エジプト学的に正確な表記を併記する、については申し訳ないながら私としてはWikipediaであまり強く追求するものではないと思っています。
  • 1について、人名に限らず言語とは基本的にその種の曖昧性を含むものだと思いますので、そこにこだわる必要はないと思います。人名で初学者を混乱させる表記揺れや発音の差異というのはどの言語でも山のようにあり、代表的なところを挙げればHepburnがヘボンと書かれたりヘプバーンと書かれたりするものもそうですし、中世ギリシア語で発音されたであろうビザンツ帝国の人名・地名を古典ギリシア語(風)の表記にするのが正しいのかどうかなどと言う議論もありますが、初学者レベルではむしろ混乱したとして困るような話ではないように感じます。
  • 2についてははっきりと適切ではないと考えます。Wikipediaは正しさの根拠を外部に求めるのが基本方針になっており、専門家がやらないことを代わってやる場ではないです。「日本のエジプト学者が統一すべき事案」が為されていないからといってそれをWikipediaで代わりに実現するべきではないです。日本語のローマ字転写法のようにヘボン式や訓令式のような定まったものがあれば、何らかの理由によってこちらを標準としましょう、という取り決めは可能でしょうし、古代ギリシア語の長音表記のように歴史学分野では省略するのが一般的、神話学や文学では比較的きちんと表記する傾向があるなどがあるなどがはっきりしていれば、その方向に合わせて統一をはかるというのはありだと思います。ですが、Wikipedia内で検討され統一された「エジプト語の正しいカナ表記法」というのはどんなにきちんとやっても指針足りえません。無論、カナ表記の方が読みやすいですし、日本語転写例が見つからない人名や単語というのは無数に存在するでしょうから、そうした言葉をカナ転写するための参考資料としてある転写法をプロジェクトなどに用意するのは非常に有用だと思います(アッカド語人名の表記法などそういったものがあればと何度も思っています)。ただ、それを実際に適用するかどうかは個々の記事と出典を鑑みて各執筆者が都度判断するべきです。
  • またカナ表記について、日本語で音韻上の意味のない差異を無理に区別する必要があるとはあまり思えません。英語の"light"と"write"をカナ転写すればどちらも「ライト」になりますが、これを区別できるように"write"の方は「ゥライト」と書きましょう、としたとしてもそれで英語や英文学への理解が深まるということは無いはずで、同じくエジプト語のa/A(ˁ/ȝのことと理解します)をカナ表記で厳密に書き分ける必要性はないと思います。西村氏はˁ/ȝをいずれも「便宜上アと発音する」としていますし、 ḫˁ-m-Wȝstはカナ表記では一般にエムセトとなりますが(ḫはSethemhatさんの文章におけるxに対応します)、ここでˁ/ȝを区別するために例えばエムウァセトのように書いたとしてそれが古代エジプトの理解に資するということはないと思います。外国語の原音カナ表記は世界史分野では大きなテーマで、地域やジャンルさらには学者によってスタンスが大きく異なるので一概に言えないとは思いますが、そうした表記法もまず「信頼できる出典」に立脚することが重要で、それが存在しない場合には便宜上用意された参考資料を用意するあたりが落としどころになると思います。個別の記事で王名がどのような語構成で出来上がっているのか、という説明を充実させることには賛成ですが、そこで用いられるカナ転写表記というのは「Wikipediaのスタンダード」ではなくいずれかの出典に依るものが優先されるべきで、それが無い場合にやむを得ず執筆者が便宜上用いるカナ転写法の参考例がある、という感じになるのではないでしょうか。
  • 最後に、アメンホテプ、インホテプ、ネフェルヘテプなどは私も統一したいと思ったことは一度ならずありますが、やはり個別の記事単位で議論するのが良いのではないかと思います。また、カナ表記はともかく、ヒエログリフ表記やそのラテン文字転写形を記事内で示す、というのは有用な加筆とは思います。--TEN会話2022年4月23日 (土) 14:08 (UTC)[返信]

返信 (あずきごはんさん宛) ;

  1. WP:MVにのっとった手続きを踏むということは、すべてのページに告知をし、改名提案のページにさらに告知をすることでよろしかったでしょうか。なかなか面倒でしたが実施しましたのでご確認くだされば幸いです。
  2. 書籍について、リンクを張ったつもりでしたが忘れておりました。失礼いたしました。すべての書籍は利用者:Sethemhat/Libraryにあります。ここより該当年のものを探していただきたいと思います。スペンサー・吉成は1つしかありませんが、松本は4つございます。この中で一番参考にしているのは1994年のものですが、すべてに王名の表記はありますので、すべてが出典になるとお考えいただければよいと思います。
  3. 現状、一般的な表記法≠一般人で最も認知されている表記ではありません。これは一重に、一般人はエジプト人を、それこそツタンカーメン、ネフェルティティ、アクエンアテン、クフ程度しか認知していないため、学術表記=正式名称となるからです。なお、高校世界史はラメスと書かれておりました。よって一般用語=専門用語となります。

総じて、大変申し訳ございませんが、私はこれ以上はどのように「丁寧」に議論を進めればよいかわかりません。そもそも、この議論の参加前提条件は、主題が非常に専門的なため、「ヒエログリフをある程度(基本1子音文字・有名2~3子音文字を)理解しており、かつエジプト学にて複数の翻字法が存在することも認識し、そこからラテン文字に書き下せ、日本のカタカナ化の現状が理解できる」という大変厳しいものと認識しております。例えば、「Dはdj」の表現も、これはヒエログリフ

D

を"dj"とラテン文字化するそのままの事実を申しているだけであり、これ以上簡単にしようもございません。議論参加者が限られているのは認知しておりますが、そもそもエジプト記事も執筆者は悲しいことに少数です。もしやすると、これで合意形成をするのは厳しいかもしれません。念のために付記しますが、これはTENさん/あずきごはんさんを非難しているわけではありません。30もある王朝の解説記事を書いてくださったのはTENさんですし、あずきごはんさんもギザの大ピラミッドの記事を良質な記事にしてくださいました。

私も、いきなり「モンゴル語の正確表記に従わない記事が多い。正確にすればこうなるから、モンゴル語ページの一斉改名の議論に参加/賛同してほしい」などと言われても面食らうことは理解できます。しかし、本当にこれ以上に方法がございません。もし、私が2004年のウィキペディア設立当初より、すべてのファラオ記事を作っていればこのような面倒なことにはならなかったでしょう。そもそも、上で上げましたものには、記事の翻訳者によりカタカナ表記が決定されているものもございます。それは、明確にもっと知識の持っている人ならば変えられてしかるべき事案と思います。私の浅薄なエジプト語の知識でも、「セベクネフェル」は複数形語尾.wが欠落しており、不正確な表現というのはわかります。(書籍出典も、インターネット出典もございます)。

正確なカタカナ化が、独自研究というプラスチックの壁で阻まれ許されないにしても、せめて揺れるカタカナは統一できないのでしょうか。これは私の本望です。とても有名なスネフェル王でも、翻字s-nfrwよりセネフェルウが正確など、知られていない事実も存在しているのです。しかしながら、翻字からカタカナにするのは、英語版から翻訳する際に英語を日本語化するのよりは数段正確です。翻訳のときの表記が許されて、トランスリトレーションが許されないのはなぜでしょうか? TENさんと編集競合が起こりましたが、とりあえずこの文章はそのまま投稿します。TENさんの文章に本日返信させていただくかは不確定です。--Sethemhat会話2022年4月23日 (土) 14:14 (UTC)[返信]

  • 返信 (Sethemhatさん宛) 「申し訳ございませんが、私はこれ以上はどのように「丁寧」に議論を進めればよいかわかりません。」とはどういう意味ですか?これまでに私が指摘したことをきちんと受け止めてください。本議論がページの改名という重要な議題であるにもかかわらず、適切な告知を行わず、かつ「スタンダードの構築」などというどうとでも取れる言葉で進めようとしたことを反省ください。--あずきごはん会話2022年4月23日 (土) 14:26 (UTC)[返信]