特別

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特別(とくべつ)とは、普通と違うこと。

概要[編集]

「特」には抜き出るだとかほかの物より優れているという意味がある。特殊(とくしゅ)ともいう。

なお、特別はほかと違うその状態、ある場合にのみ適用されており、重要であるという意味合いも強い。どうして特別であるかといえば、ある特定の人や事物にしか受け入れられないだとか、先述の通り重要であるとか、利用が他と異なるといったことがあげられる。

哲学における特別[編集]

哲学の一分野である形而上学において、特別とは、一言でいえば、「何かでないもの」と定義される。それは抽象的な概念でなく、具体的な例示の列挙によって例えられるものでもなく、具体的なものとして存在するものである。

それゆえ、ソクラテス」は特別であるプラトンの師であるソクラテスはただ一人しか存在しないからである。

これに対して、「赤色」は特別でない。なぜならば、(実在論に立つ限り)それは抽象的な概念であり、「私の自転車」や「このリンゴ」や「あの少女の髪」などといったように、具体的な例示の列挙によって例えられるものだからである。