牟田敬九郎

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』

牟田 敬九郎（むた けいくろう、1855年7月31日〈安政2年6月18日〉[1] – 1913年〈大正2年〉1月2日）は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将[2]、佐賀県出身[2]。

人物[編集]

1878年（明治11年）陸軍士官学校（旧1期） 卒業。陸軍砲兵少尉任官。以降、累進して砲兵第3連隊副官（大尉）、野砲兵第1連隊第2大隊長（少佐）、東部都督部参謀（中佐）、野砲兵第6連隊長（大佐）、近衛師団参謀長、等を歴任した。1902年（明治35年）5月5日陸軍少将となり当日付で舞鶴要塞司令官を拝命。2年後の日露戦争では第3軍砲兵部長を務めた。1906年（明治39年）3月、舞鶴要塞司令官を免ぜられて下関要塞司令官となったが、僅か3ケ月で韓国駐剳軍参謀長に転任となった。1908年（明治41年）12月、陸軍中将に昇進して再び下関要塞司令官に補され、1910年（明治43年）11月の予備役編入まで務めた。

経歴[編集]

栄典・授章・授賞[編集]

位階
勲章等

脚注[編集]

  1. ^ 『人事興信録 3版』（人事興信所、1911年）む4頁
  2. ^ a b c d e f g h i 『日本陸軍将官総覧』139頁
  3. ^ 『官報』第880号「叙任及辞令」1886年6月9日。
  4. ^ 『官報』第1621号「叙任及辞令」1888年11月22日。
  5. ^ 『官報』第1775号「叙任及辞令」1889年6月1日。
  6. ^ 『官報』第2396号「叙任及辞令」1891年6月26日。
  7. ^ 『官報』第2468号「叙任及辞令」1891年9月18日。
  8. ^ 『官報』第3194号「叙任及辞令」1894年2月23日。
  9. ^ 『官報』第3462号「叙任及辞令」1895年1月16日。
  10. ^ 『官報』第3987号「叙任及辞令」1896年10月10日。
  11. ^ 『官報』第3993号「叙任及辞令」1896年10月19日。
  12. ^ 『官報』第4285号「叙任及辞令」1897年10月12日。
  13. ^ 『官報』第5648号「叙任及辞令」1902年5月6日。
  14. ^ 『官報』第6808号「叙任及辞令」1906年3月13日。
  15. ^ 『官報』第7648号「叙任及辞令」1908年12月22日。
  16. ^ 『官報』第8234号「叙任及辞令」1910年12月1日。
  17. ^ 『官報』第1033号「叙任」1886年12月8日。
  18. ^ 『官報』第2551号「叙任及辞令」1892年1月4日。
  19. ^ 『官報』第3505号「叙任及辞令」1895年3月9日。
  20. ^ 『官報』第4302号「叙任及辞令」1897年11月1日。
  21. ^ 『官報』第5767号「叙任及辞令」1902年9月22日。
  22. ^ 『官報』第7288号「叙任及辞令」1907年10月12日。
  23. ^ 『官報』第8251号「叙任及辞令」1910年12月21日。
  24. ^ 『官報』第2076号「叙任及辞令」1890年6月3日。
  25. ^ 『官報』第4027号「叙任及辞令」1896年11月30日。
  26. ^ 『官報』第5824号「叙任及辞令」1902年12月1日。
  27. ^ 『官報』号外「叙任及辞令」1906年12月30日。

参考文献[編集]

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=牟田敬九郎&oldid=98981776」から取得