澤田京介

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澤田 京介
基本情報
本名 澤田 京介
階級 バンタム級
身長 167cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1988-02-16) 1988年2月16日(36歳)
出身地 北海道石狩市
スタイルボクサーファイター
プロボクシング戦績
総試合数 19
勝ち 15
KO勝ち 6
敗け 2
引き分け 2
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澤田 京介(さわだ きょうすけ、1988年2月16日 - )は、日本の元プロボクサー。第74代日本バンタム級王者。北海道石狩市出身[1]JB SPORTSボクシングジム所属。血液型はAB型[2]

来歴[編集]

札幌工業高校卒業後、日本大学に入学[3]。2013年4月6日のプロデビュー戦は判定負け[4]。2019年10月26日に後楽園ホールで日本バンタム級2位の田中一樹とチャンピオンカーニバル最強挑戦者決定戦を行い、8回3-0(77-75×2、78-74)判定勝ちで日本王座への挑戦権を獲得した[5]

2020年4月、日本王者鈴木悠介と対戦予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期。さらに2021年1月25日には鈴木が右目の網膜剥離の発症で引退したため、同年日本バンタム級王座決定戦が組まれる[6]

そして2021年7月26日に後楽園ホールで日本バンタム級2位の定常育郎と日本バンタム級王座決定戦を行い、2回23秒負傷ドローで王座空位のままとなった[7]。同年11月12日に改めて定常育郎と日本バンタム級王座決定戦が行われる予定だったが定常の体調不良で中止に[8]

その後2022年2月5日に後楽園ホールで行われた「第609回ダイナミックグローブ」にて日本バンタム級2位の大嶋剣心と日本バンタム級王座決定戦を行い、5回27秒負傷判定勝ちで日本王座獲得[9]

2022年6月23日、後楽園ホールで日本バンタム級1位の堤聖也と対戦し、8回47秒TKO負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[10]

獲得タイトル[編集]

  • 2019年度日本バンタム級最強挑戦者
  • 第74代日本バンタム級王者(防衛0)

戦績[編集]

  • アマチュアボクシング - 85戦61勝25敗(25KO)
  • プロボクシング - 19戦15勝2敗2分(6KO)
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2013年4月6日 6R 判定0-3 鈴木悠介八王子中屋 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2013年8月12日 4R 2:58 TKO 勅使河原弘晶(輪島功一S) 日本の旗 日本
3 2014年5月23日 1R 2:00 KO 三輪広志(元気) 日本の旗 日本
4 2014年11月25日 6R 判定3-0 中川倭(オサム) 日本の旗 日本
5 2015年4月13日 1R 2:48 TKO ガムライヨック・オーワンダビー タイ王国の旗 タイ
6 2015年9月30日 8R 判定2-0 中川とん虎(角海老宝石 日本の旗 日本
7 2016年4月14日 8R 判定1-1 中野敬太(KG大和) 日本の旗 日本
8 2016年7月28日 2R 0:51 TKO 相川学己(三迫 日本の旗 日本
9 2017年1月14日 8R 判定3-0 奥村健太(角海老宝石) 日本の旗 日本
10 2017年6月25日 5R 1:25 TKO ナッタコーン・シットジャックノイ タイ王国の旗 タイ
11 2017年9月2日 3R 1:46 TKO 堀池雄大(帝拳 日本の旗 日本
12 2017年11月19日 8R 判定3-0 ジャンプ池尾(関門JAPAN) 日本の旗 日本
13 2018年2月18日 8R 判定3-0 三宅寛典(ビッグアーム) 日本の旗 日本
14 2018年5月11日 7R 1:38 TKO 臼井欽士郎(横浜光 日本の旗 日本
15 2018年8月24日 8R3-0 判定 藤原陽介(ドリーム) 日本の旗 日本
16 2019年3月27日 8R 判定3-0 中野敬太(KG大和) 日本の旗 日本
17 2019年10月26日 8R 判定3-0 田中一樹(グリーンツダ 日本の旗 日本 2019年度日本バンタム級最強挑戦者決定戦
18 2021年7月26日 2R 負傷引分 定常育郎(T&T) 日本の旗 日本 日本バンタム級王座決定戦
19 2022年2月5日 5R 負傷判定2-1 大嶋剣心(帝拳) 日本の旗 日本 日本バンタム級王座決定戦
20 2022年6月23日 8R 0:47 TKO 堤聖也(角海老宝石) 日本の旗 日本 日本王座陥落
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脚注[編集]

  1. ^ DANGAN186 in 札幌 Dangan
  2. ^ JB SPORTS BOXINGGYM所属選手紹介①澤田京介 Kettlebell Sports & スポーツ選手のためのケトルベルトレーニング 2018年3月3日
  3. ^ 角海老の虎 9・30アマエリートを迎え撃つ エビ☆ログ 2015年9月18日
  4. ^ 2013年4月試合結果 日本ボクシングコミッション
  5. ^ フェザー級の丸田陽七太ら日本王座挑戦権獲得 IBF8位の小原佳太は貫禄の4回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2019年10月26日
  6. ^ 5.23日本バンタム級王座決定戦 澤田京介vs.定常育郎 Boxing News(ボクシングニュース) 2021年3月27日
  7. ^ 日本バンタム級決定戦は2回負傷ドロー 澤田京介はダウン奪うも水の泡 Boxing News(ボクシングニュース) 2021年7月26日
  8. ^ あすの日本バンタム級戦が中止 定常育郎が救急入院 澤田京介またしても不運 Boxing News(ボクシングニュース) 2021年11月11日
  9. ^ 澤田京介が歓喜の日本バンタム級王座獲得 5回負傷判定2-1で大嶋剣心は涙 Boxing News(ボクシングニュース) 2022年2月5日
  10. ^ 堤聖也が8回TKO勝ちで日本バンタム級王座奪取 王者の澤田京介は初防衛ならず Boxing News(ボクシングニュース) 2022年6月23日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
鈴木悠介
第74代日本バンタム級王者

2022年2月5日 - 2022年6月23日

次王者
堤聖也