浜本武雄

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浜本 武雄(はまもと たけお、1925年3月3日 - 2003年6月10日)は、日本のアメリカ文学者、翻訳家明治大学名誉教授。

略歴[編集]

神戸市生まれ。明治大学教授を1996年定年。米国黒人文学を主として研究、翻訳した。

翻訳[編集]

  • 『笑いなきにあらず』(ラングストン・ヒューズ早川書房、黒人文学全集) 1961
  • 『黒人作家短篇集』(橋本福夫共編訳、早川書房、黒人文学全集) 1961
  • 『恐怖への明るい道』(リチャード・マーティン・スターン、早川書房) 1961
  • 『検札官』(ウィリアム・サムソン、福田陸太郎共訳、英宝社) 1961
  • 『ニグロ・エッセイ集』(橋本福夫共編訳、早川書房、黒人文学全集) 1962
  • 『死が議席にやってきた』(フランシス・ホブスン、早川書房) 1964
  • 『偉大なる行進』(ジュリアン・メイフィールド、早川書房) 1965
  • 『マルコムX自伝』(マルコムX、河出書房) 1968、のち中公文庫
  • 『あいつら』(ウィリアム・メルヴィン・ケリー、集英社) 1971、のち集英社文庫
  • 『叫び声』(ジェイムズ・マクファースン、槙ひろこ共訳、河出書房新社) 1971
  • 『岸辺の踊子たち』(ウィリアム・メルヴィン・ケリー、集英社) 1973、のち改題『ぼくのために泣け』(集英社文庫)
  • 『黒人の美学』(アディソン・ゲイル・Jr.編、木島始共監訳、ぺりかん社) 1973
  • 『レンブラントの帽子』(バーナード・マラマッド小島信夫,井上謙治共訳、集英社) 1975、のち夏葉社
  • 『ワインズバーグ・オハイオ』(シャーウッド・アンダソン、小島信夫共訳、講談社、世界文学全集) 1979、のち文芸文庫
  • 大地(第1部)』(パール・バック学習研究社、世界文学全集) 1979
  • ノアの箱船に乗ったのは?』(ローズマリー・ハリス、冨山房) 1987