民主中道連合

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民主中道連合(みんしゅちゅうどうれんごう:Unión de Centro Democrático、UCD)はスペインでかつて存在した政党である。中道ということ以外に明確な政党イデオロギーはなく、幅広いイデオロギーが同政党の特徴であった。

1977年アドルフォ・スアレス・ゴンサーレス首相を中心に、十数政党の連合として誕生した。民主中道連合はスアレスを補佐し、総選挙で勝つために結成されたものであった。連合に加わった人々は、ファランヘ党員から社会民主主義者まで含まれており、文字通りイデオロギーのデパートであった。

1977年の総選挙では、第一党の地位を確保するも、下院で過半数が取れなかった。なお、この1977年総選挙時点では、民主中道連合は政党登録はせず、同年8月15日に登録している。このことからも、この時点では民主中道連合が政党の形態を有しておらず、即席のスアレスの応援団であったことがわかる。

憲法制定後の1979年総選挙でも、過半数を下回るも第一党の地位を確保した。しかし、1981年1月スアレスが辞任し、党首の座にレオポルド・カルボ・ソテロが就任すると、民主中道連合の凋落は明らかとなり、内部崩壊が進行したまま臨んだ1982年の総選挙では、民主中道連合は歴史的な大敗を喫し、政権与党の座を社会労働党へと譲り渡した。総選挙の大敗を受けて、民主中道連合は解散した。