正距方位図法

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国連旗
正距方位図法の概念図。

正距方位図法(せいきょほういずほう)は、中心からの距離方位が正しく記され、地球全体が四角形ではなく真円の形で表される地図投影法である。

距離については、中心から任意の点までの距離は、その任意の点から中心までの距離と等しくなるが、方位については注意が必要である。例えば、東京からブエノスアイレスの方位はほぼ東だが、ブエノスアイレスから東京の方位は西にはならない。

中心に対し、地球の裏側に当たる一点(対蹠地)が円周となり、円周に近づくほど引き伸ばされるため、ひずみが大きい。 飛行機の最短経路や方位を見るために使われる。

国際連合の国連旗にある地図は、北極点を中心とした正距方位図法で描かれた地球である。この場合、南極点を示すのは外周全体ということになるが、国連旗では南緯60度以南は省略されており、南極点や南極大陸は範囲外である。オーストラリアなど南半球の陸地が大きくひずんでいるのが確認できる。