正距方位図法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
国連旗
正距方位図法の概念図

正距方位図法(せいきょほういずほう)(azimuthal equidistant projection)は、中心からの距離方位が正しく記され、地球全体が真円で表される投影法である。

距離については、中心から任意の点までの距離はその任意の点から中心までの距離と等しくなるが、方位については別である。例えば東京からホノルルの方位はほぼ東(真東から3°北)だが、逆にホノルルから東京の方位は西にはならない(真西から30°北)。

中心に対し、地球の裏側に当たる一点(対蹠地)が円周となる。円周に近づくほど引き伸ばされるため、歪みが大きい。飛行機の最短経路(大圏コース)や方位を見るために使われる。

国際連合の国連旗にある地図は、北極点を中心とした正距方位図法で描かれた地球である。この場合、南極点を示すのは外周全体ということになるが、国連旗では南緯60°より南は省略されており、南極点や南極大陸は範囲外である。オーストラリアなど南半球の陸地が大きくひずんでいるのが確認できる。

ギャラリー[編集]