栗栖茜

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栗栖 茜(くりす あかね、男性、1943年 - )は、日本の医師翻訳家。出版社海山社代表。 父はチェコ文学者の栗栖継。著訳書のほとんどが、みずからの出版社である海山社から刊行されている。

略歴[編集]

東京医科歯科大学医学部卒業[1]。前武蔵野赤十字病院外科部長[1]。医学博士[1]

日本外科学会指導医・専門医[1]。日本消化器外科学会指導医・専門医[1]。日本大腸肛門病学会指導医・専門医[1]

著書[編集]

  • 『がんで死ぬのも悪くはないかも : がんで尊厳死するためには - 医療の現場からのレポート』(海山社) 2008
  • 『登山サバイバル・ハンドブック』(海山社) 2009
  • 低体温症サバイバル・ハンドブック』(海山社) 2012

翻訳[編集]

  • 『低体温症と凍傷 : ふせぎ方・なおし方』(ジェームズ・A・ウィルカースン編、山洋社) 1989
    『低体温症と凍傷』(ゴードン・G・ギースブレヒト,ジェームズ・A・ウィルカースン、海山社) 2014
  • 『アコンカグア山頂の嵐』(チボル・セケリ、栗栖継共訳、福音館書店、福音館日曜日文庫) 1990、のちちくま文庫、のち海山社
  • 『山でのファーストエイド』(ジャン・D・カーリン,マーサ・J・レンツ,スティーヴン・C・マクドナルド、山洋社) 2002

カレル・チャペック[編集]

  • 『いたずら子犬ダーシェンカ』(カレル・チャペック、海山社) 2008
  • 『ひとつのポケットからでた話』(カレル・チャペック、海山社) 2011
  • 『もうひとつのポケットからでた話』(カレル・チャペック、海山社) 2011
  • 『ロボット ; 虫の生活より』(カレル・チャペック、海山社、カレル・チャペック戯曲集1) 2012
  • 『園芸家の十二ケ月』(カレル・チャペック、海山社) 2013
  • サンショウウオ戦争』(カレル・チャペック、海山社) 2017


脚注[編集]

外部リンク[編集]