板橋倫行

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板橋 倫行(いたばし ともゆき、1902年明治35年〉 - 1961年昭和36年〉)は、国文学者、評論家。

人物・来歴[編集]

東京銀座生まれ。新潟高等学校 (旧制)を経て、1926年東京帝国大学文学部東洋史学科卒。早稲田大学講師を務めた。芸文同人誌『双魚』主宰。小川晴暘會津八一安藤更生と交遊があった。多くの論文を発表するが不遇のうちに1957年から病臥、58歳で死去した。1978年評論集の刊行が始まったが第一巻でとだえた。

著作[編集]

単著[編集]

  • 『万葉集の詩と真実』淡路書房新社〈淡路全書 4〉、1961年5月。 NCID BN10573042全国書誌番号:61007475 
  • 『大仏造営から仏足石歌まで 万葉論集』せりか書房〈板橋倫行評論集 第1巻〉、1978年7月。 NCID BN00962478全国書誌番号:21748245 

執筆[編集]

校訂[編集]

共著[編集]

共訳[編集]

参考[編集]

  • 谷沢永一「板橋倫行評論集」『読書人の園遊』
  • 『板橋倫行評論集』