日法 (僧侶)

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日法(にっぽう、1258年(正嘉2年) - 1341年1月22日(南朝:興国2年/北朝:暦応4年1月5日)は、鎌倉時代南北朝時代法華宗日蓮宗)の。和泉房。和泉阿闍梨。中老僧の一人。

略歴[編集]

俗名は徳永光長、幼名は熊王丸。幼少より日蓮に随身したと伝わる。片瀬寂光山龍口寺、岡宮徳永山光長寺、勝沼休息山立正寺二世。

彫刻の名手で長栄山本門寺(池上本門寺)、鎌倉長興山妙本寺身延山大学講堂などに日法作とされる日蓮聖人像が現存する。 また新宿大乗山経王寺に日法作とされる大黒天像が伝わっている。

参考文献[編集]

  • 『日蓮宗小事典』法蔵館