悪の帝国
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悪の帝国(あくのていこく、英語: evil empire)とは、1983年3月8日、アメリカ合衆国のロナルド・レーガン大統領が一般教書演説でソビエト連邦を、自由と民主主義を抑圧する国家として非難したときの呼称である。この時期に流行っていた映画「スター・ウォーズ」の銀河帝国にソ連をなぞらえたものと考えられている。
米ソ関係は1979年のソ連のアフガン侵攻以来緊張が高まっていたが、この発言により当然ながらソ連の態度はより硬化し、キューバ危機以来の緊張関係になった。そのため、世界終末時計(核の時計)の針も三分前にすすめられた。
この「悪の帝国」というフレーズはブッシュ大統領の「悪の枢軸」発言に影響を与えたとする意見がある。
目次 |
[編集] 各国の反応
[編集] 西側
[編集] 東側
ソビエト連邦: 非難。
[編集] 大衆への影響
アメリカ国内では、ソ連は自由主義や民主主義といった価値観とは反対の独裁制や全体主義といった政治体制で国民を抑圧している国家であり、ソビエト連邦国民は血も涙もない冷酷な人種であるといったステレオタイプが形成された。また、『ロッキー』、『ランボー』、『ターミネーター』、『レッド・スコルピオン』、『レッドブル』などといった多数のハリウッド映画が製作され、世界中に向け前述のイメージを増幅、流布させるようになった。
ロックバンド「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」はこの発言をモチーフとしたアルバム「イーヴィル・エンパイア(evil empire)」を発表し、ホワイトハウスに痛烈な批判を展開している。
[編集] 関連項目
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