常憲院霊廟

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常憲院霊廟(じょうけんいんれいびょう)は、江戸幕府5代将軍徳川綱吉霊廟。上野寛永寺に造営された。豪華な彫刻で飾られていたが、1945年3月10日の東京大空襲により焼失した。

概要[編集]

建築物[編集]

勅額門、水盤舎、奥院宝塔、奥院唐門、本殿、相之間、拝殿、前廊、中門、左右廊、渡廊、透塀、仕切門、鐘楼など。

被葬者[編集]

  • 常憲院(5代将軍、徳川綱吉)

以下の将軍らが合祀されている。

現状[編集]

寛永寺常憲院霊廟勅額門

1945年3月10日の東京大空襲により大部分の建物が焼失。勅額門、水盤舎、奥院宝塔、奥院唐門のほか、有徳院、温恭院、天璋院、孝恭院の各宝塔が残る。

参考文献[編集]

  • 文化庁「戦災等による焼失文化財」

関連項目[編集]