嶋友行

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嶋 友行(しま ともゆき、1961年1月7日 - 2012年3月2日[1][2])は、宮城県仙台市出身の音楽家。ジャズベーシスト[3]

略歴[編集]

1987年にバークリー音楽院(フルスカラシップ取得)を卒業。在学中に数々のジャズ・フェスティバル出演、ヨーロッパなどへの演奏旅行を行う。ボストン市内のジャズ・クラブで活動後、1988年にニューヨークに移る。ボストンではウィントン、ブランフォード、デルフィーヨのマルサリス兄弟マックス・ローチらと共演した。

1990年3月に帰国。

帰国後は大西順子トリオ、松島啓之クインテット、山田穣、小林陽一&グットフェローズ、本田竹廣トリオ、椎名豊クインテット、The Jazz Networks 等で活躍。

チャールズ・ミンガスを彷彿させるようなゴリゴリ言う骨太な音と、ステディで音楽性豊かなベースラインに特徴がある。

2012年3月2日、虚血性心疾患のため死去[2]

脚注[編集]

  1. ^ Dedicated to You / 松島啓之クインテット”. mockhillrecords.com. 2023年4月9日閲覧。
  2. ^ a b makotogotoh. “訃報 嶋 友行”. Rifftide:後藤 誠のJAZZ研究室. 2023年4月9日閲覧。
  3. ^ Dedicated to You / 松島啓之クインテット”. mockhillrecords.com. 2023年4月9日閲覧。

外部リンク[編集]