岡本美津子
| 人物情報 | |
|---|---|
| 生誕 |
1964年8月5日（59歳） 宮崎県宮崎市 |
| 国籍 |
 日本 |
| 出身校 | 京都大学文学部 |
| 学問 | |
| 研究分野 | 映像 |
| 研究機関 | 東京藝術大学 |
岡本 美津子（おかもと みつこ、1964年8月5日[1] - ）は、日本の映像プロデューサー、メディア研究者。東京藝術大学副学長。
経歴・人物[編集]
宮崎県宮崎市出身。宮崎県立宮崎大宮高等学校第35回生[2]。
京都大学文学部史学科で学び、1987年4月、大学卒業と共にNHKへ入職[3]。小学校の時の放送部の活動でメディアの世界に興味を持ち、テレビジョンと映画だけが娯楽だった時代背景もあって“映像によるものづくり”への魅力を感じてテレビの世界へ入ったという[4]。
NHKへ入職後は労務室での業務を経て編成局、制作局へ異動し、番組開発やBSデジタル放送の立ち上げなどに携わる[3]。特にヤング・クリエイターを発掘する目的で2000年～2009年にNHK BS2などで放送された『デジタル・スタジアム』は岡本が企画から立ち上げ、自らプロデューサーとして番組制作に携わった[4]。
またデジタル・スタジアム関連で、デジスタ入選者の作品を紹介するべく開催した『デジタルアートフェスティバル東京』では総合プロデューサーを務め、イベントの指揮を執った[3]。
『デジタル・スタジアム』にて知己を得たメディア・アート界のトップクリエイターの藤幡正樹から「東京藝術大学で映像研究科を創設するので、こちらでやってみないか」と誘いを受けたことから、2008年にNHKを退職して東京藝術大学大学院映像研究科教授へ転身する[1][4]。
東京藝術大学教員となってからもNHKとのも繋がりが切れたわけでなく、NHK教育テレビジョンで2011年から放送されている『Eテレ0655&2355』（ミニ番組）、2012年から放送されている『テクネ 映像の教室』のプロデューサーを務める[4][3][5]。
東京藝術大学では映像研究科長 、学長特命ダイバーシティ推進担当を経て、2017年より副学長を務める[6]。
2020年からは日本アニメーション教育ネットワーク（Japan Educational Network of Animation：JENA）代表理事[7]、スクウェア・エニックス・ホールディングス社外取締役も務めている[1]。
プロデューサー担当番組[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c 有価証券報告書-第40期 (PDF) スクウェア・エニックスホールディングス
- ^ 第5回弦月講演会が開催されました。 宮崎大宮高等学校弦月同窓会
- ^ a b c d ものづくりの延長線上に 自然に若手の育成という取り組みが 収まっていった感じがしています Creators-station
- ^ a b c d 映像制作のDIY(Do It Yourself)を伝えられる番組に…NHK Eテレ『テクネ 映像の教室』岡本美津子プロデューサーに聞く CREATIVE VILLAGE 2017/03/22
- ^ Eテレ0655・Eテレ2355 ユーフラテス
- ^ 岡本美津子 Research Map
- ^ 日本アニメーション教育ネットワーク、20年4月に設立 アニメーションビジネスジャーナル 2020年6月30日
外部リンク[編集]
- 岡本 美津子 (mitsuko.okamoto.18) - Facebook
- 岡本美津子 (@Mitsukook) - X（旧Twitter）