山内清子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山内 清子(やまのうち きよこ、1931年3月24日[1] - 2000年)は、日本翻訳家北欧児童文学絵本などの翻訳をおこなった。

略歴[編集]

東京府生まれ。東京教育大学言語学科卒業。

翻訳[編集]

  • 『ハッケバッケのゆかいな動物』(エイナー、偕成社、世界の幼年どうわ) 1968
  • 『モーモまきばのおきゃくさま』(マリー・ホール・エッツ、偕成社、世界の新しい絵本) 1969
  • 『こうさぎのぼうけん』(カーラ・ハンセン、学習研究社、新しい世界の幼年童話) 1970
  • 『わんぱくペップス大てがら』(エリカ・リレグ、偕成社、世界の子どもの本) 1970
  • 『早春』(ハルディス・M・ヴェーソース、学習研究社、ジュニア世界の文学) 1971
  • 『世界のおどけ話』(偕成社、少年少女類別民話と伝説) 1973
  • 「げんしじんヘーデンホス」シリーズ 1 - 8(バツティル・アルムクビスト、徳間書店) 1974
    1. 『げんしじんヘーデンホスのおやこ』
    2. 『げんしじんヘーデンホス エジプトりょこう』
    3. 『げんしじんヘーデンホス スポーツたいかい』
    4. 『げんしじんヘーデンホス バナナボート』
    5. 『げんしじんヘーデンホス アメリカりょこう』
    6. 『げんしじんヘーデンホス うちゅうりょこう』
    7. 『げんしじんヘーデンホス マジョルカりょこう』
    8. 『げんしじんヘーデンホス イギリスりょこう』
  • 『つきのぼうや』(イブ・スパング・オルセン、福音館書店) 1975
  • 『あたし、ねむれないの』(カイ=ベックマン、偕成社、ベックマンの絵本) 1977.4
  • 『ぴちぴちカイサとクリスマスのひみつ』(リンドグレーン、偕成社) 1977.12
  • 『ふしぎなバイオリン ノルウェー昔話』(小学館、世界のメルヘン絵本) 1978.10
  • 『わたしたちのトビアス』(セシリア=スベドベリ編、偕成社) 1978.9
  • 『はしれちいさいきかんしゃ』(イブ・スパング・オルセン、福音館書店、世界傑作絵本シリーズ) 1979.6
  • 『トムテ』(ヴィクトール=リードベリ、偕成社) 1979.11
  • 『きたかぜのおくりもの』(アスビョーンセン、世界文化社、ワンダー名作ランド) 1980
  • 『おやすみアルフォンス!』(グニッラ=ベリィストロム、偕成社、アルフォンスのえほん) 1981.2
  • 『きつねとトムテ』(カール・エリック=フォーシュルンド、偕成社) 1981.4
  • 『北欧童話 空にうかぶ金の城』(アストリッド=リンドグレンほか、渡部翠共訳、講談社、世界のメルヘン) 1981.7
  • 『アルフォンスのヘリコプター』(グニッラ=ベリィストロム、偕成社、アルフォンスのえほん) 1981.12
  • 『パパ、ちょっとまって!』(グニッラ=ベリィストロム、偕成社、アルフォンスのえほん) 1981.7
  • 『なんてこったい ノルウェーみんわより』(福武書店) 1982.9
  • 『ひみつのともだちモルガン』(グニッラ=ベリィストロム、偕成社、アルフォンスのえほん) 1982.9
  • 『日なたが丘の少女』(ビョルンソン、小学館、フラワーブックス) 1983.5
  • 『やかましむらのこどもの日』(アストリッド=リンドグレーン、偕成社) 1983.7
  • 『ころころパンケーキ ノルウェー民話』(アスビヨルンセン, モー、偕成社) 1983.12
  • 『5ひきのトロル』(ハルフダン・ラスムッセン、ほるぷ出版) 1984.10
  • 『ペンギンピングのたび』(ライフ・エリクソン、佑学社) 1988.3
  • 『さよなら、ルーネ』(マーリット・カルホール、福武書店) 1989.1
  • 『リーベとおばあちゃん』(ヨー・テンフィヨール、福音館書店) 1989.1
  • 『鳥と少年』(アーリン・ペダーセン、佑学社) 1989.3
  • 『マーヤのやさいばたけ』(レーナ・アンダーソン、佑学社) 1989.5
  • 『きよしこの夜』(アイヴィン・シェイエ、福武書店) 1989.10
  • 『フィンランド・ノルウェーのむかし話 森の神タピオ / ほか』(坂井玲子共訳、偕成社) 1990.4
  • 『ゆきとトナカイのうた』(ボディル・ハグブリンク、福武書店) 1990.11
  • 『10までかぞえられるこやぎ』(アルフ・プリョイセン、福音館書店) 1991.7
  • 『ふぶきにあった日』(トルヴァール・スンド、福武書店) 1992.2
  • 『森からのプレゼント』(ヨー・テンフィヨール、偕成社) 1992.11
  • 『女トロルと8人の子どもたち アイスランドの巨石ばなし』(グズルン・ヘルガドッティル、偕成社) 1993.12
  • 『エレベーターで4階へ』(マリア=グリーペ、講談社) 1995.7
  • 『うちへ帰れなくなったパパ』(ラグンヒルド・ニルスツン、徳間書店) 1995.9
  • 『スクルッル谷のニッセ』(オーヴェ・ロスバック、金の星社) 1996.11
  • 『カードミステリー 失われた魔法の島』(ヨースタイン・ゴルデル、徳間書店) 1996.3
  • 『マーヤのやさいばたけ』(レーナ・アンダション、冨山房) 1996年3
  • 『自分の部屋があったら』(マリア・グリーペ、講談社、世界の子どもライブラリー) 1997.2
  • 『ちいさなミリーとにじ』(トルヴァル・ステーン、岩波書店) 1997.10
  • 『ちいさなミリーととり』(トルヴァル・ステーン、岩波書店) 1997.10
  • 『ちいさなミリーとイルカ』(トルヴァル・ステーン、岩波書店) 1997.11
  • 『それぞれの世界へ』(マリア・グリーペ、講談社、世界の子どもライブラリー) 1998.2
  • 『ブッレブッセとまほうのもり』(シールス・グラネール、徳間書店) 1998.8
  • 『モッテン11才、死の床からの手紙』(シーモン・フレム・デーヴォル、青山出版社) 2000.10
  • 『トロルのなみだ』(リン・ストッケ、偕成社) 2001.6

脚注[編集]

  1. ^ 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.649

参考サイト[編集]