女囚エマニュエル

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女囚エマニュエル
Blade Violent - I violenti
監督 ブルーノ・マッテイ英語版
脚本
原案
  • Claudio Fragasso
  • Olivier Lefait[1]
出演者
撮影 Luigi Ciccarese[1]
編集 Gilbert Kikoine[1]
製作会社
  • Beatrice Films
  • Films du Chevain, Paris[1]
配給 Indipendenti Regionali[1]
公開 1983年
製作国
言語 イタリア語
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女囚エマニュエル』(じょしゅう - 、原題:イタリア語: Blade Violent - I violenti、英題:Women's Prison Massacre)は、1983年公開のイタリアフランス合作の女囚映画[1]

ブルーノ・マッテイ英語版が監督を務め、ラウラ・ジェムザー英語版ガブリエル・ティンティ英語版カルロ・デ・メイヨ英語版ロレーヌ・ド・セル英語版、Franca Stoppiが出演した[3]

あらすじ[編集]

エマニュエル(ラウラ・ジェムザー英語版)は、暴力的な女性刑務所に送られる。彼女は刑務所内で“トップドッグ”ことアルビナ(Ursula Flores)と対立し、喧嘩の絶えない日々を送るも、アルビナの腕を折ったり、足にナイフを刺したり、かつらを引き抜いたりなど、やり返していた。

ケンカや口論が続く日々だったが、ある日、“クレイジーボーイ”・ヘンダーソン(ガブリエル・ティンティ英語版)率いる4人の男性死刑囚が刑務所に侵入し、彼女たちの生活が乱されていく。男たちは女囚たちをレイプしたり、切りつけたり英語版拷問したりして暴虐の限りを尽くすようになる(ロシアンルーレットという病的なゲームもある)。そして、処刑さえ進めていく。

その後、当局が事態を把握し、SWATチームによる突入が図られることになる。そして、刑務所への突入の際に、男性囚人が死ぬ。また、女囚のひとりが、剃刀の中に隠し、誘いかけるようにして自分を抱かせることで、別の男を殺す。ヘンダーソンと残りの男たちは、所長(ロレーヌ・ド・セル英語版)と、エマニュエル、負傷した保安官を人間の盾として脱獄を試みる。

血みどろのフィナーレを迎えるも、エマニュエルと保安官(カルロ・デ・メイヨ英語版)だけが生き残り、保安官は彼女の事件の再捜査を約束する[要出典]

キャスト[編集]

  • エマニュエル - ラウラ・ジェムザー英語版
  • “クレイジーボーイ”・ヘンダーソン - ガブリエル・ティンティ英語版
  • アルビナ - Ursula Flores
  • ラウラ - María Romano
  • イレーネ - Antonella Giacomini
  • Victor "Geronimo" Brain - Raul Cabrera
  • Helmut "Blade" Von Bauer - Pierangelo Pozzato
  • Brett O'Hara - Robert Mura
  • 刑務所の職員 - Michael Laurant
  • モリー - Françoise Perrot
看守
刑務所長

製作[編集]

本作のフランスの出資分は、女性キャストが映画内で着用する下着会社からのものであった[4]。DVD『Women's Prison Massacre』のライナーノートには、「マッテイはGilbert Rousselという名義で、『Women's Prison Massacre』と『Violence in a Women's Prison』を同時進行で撮影した。基本的に同じキャストが出演しているが、両作品は全く異なるものである」と記されている[5]

公開[編集]

本作は1983年に公開された[6]

家庭用記憶媒体[編集]

2015年12月8日、Shout!Factoryから『Women's Prison Massacre』というタイトルでブルーレイで発売された[7]。本作は、フランスでは『Révolte au pénitencier de filles』、イタリアでは『I violenti』というタイトルで発売されている[1]。また、『Emmanyle in Prison』や『Emmanyle Escapes from Hell』というタイトルでも発売されている[3]

レビュー[編集]

AllMovieでは、本作を「このジャンルの最も古くからのファンにとっても、『Women's Prison Massacre』は、解剖映像のように面白く、刺激的な作品である。しかし、その不快さゆえに、この映画は、同じキャスト、スタッフ、基本的なプロットを備えたマッテイが監督した1982年の前作(『謎のプリズナー“♀”/女囚No.1369』)が到達した深みには到底及ばない」とレビューされている[4]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h Blade Violent (1983)” (Italian). Archviodelcinemaitalianoit.it. 2018年6月12日閲覧。
  2. ^ Révolte au pénitencier de filles” (French). Cineresources. 2018年6月12日閲覧。
  3. ^ a b Weinberg, Scott (2005年4月26日). “Women's Prison Massacre”. DVD Talk. 2018年6月12日閲覧。
  4. ^ a b Gaita, Paul. “Women's Prison Massacre (1985) - Gilbert Roussel - Review - AllMovie”. AllMovie. 2023年5月20日閲覧。
  5. ^ Liner Notes. Women's Prison Massacre dvd release. Distributed by Shock-O-Rama Cinema. 12/16/04.
  6. ^ Blade Violent - I Violenti”. Turner Classic Movies. 2018年9月13日閲覧。
  7. ^ Women's Prison Massacre (1985) - Gilbert Roussel - Review - AllMovie”. AllMovie. 2018年6月12日閲覧。

参考文献[編集]

  • Palmerini, Luca, Gaetano Mistretta (1996), Spaghetti Nightmares, Key West: Fantasma Books. pp. 55. ISBN 0-9634982-7-4

外部リンク[編集]