四日市花火大会

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四日市花火大会
四日市花火大会(2011年8月28日)
概要
開催時期 8月下旬
会場・場所 四日市港霞ケ浦・富双ふ頭
打ち上げ数 4,000発
主催 四日市市
後援 中日新聞社
人出 20万人(2008年)
外部リンク 公式サイト
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四日市花火大会(よっかいちはなびたいかい)は、8月に三重県四日市市四日市港一部の霞ヶ浦人工島埠頭・富双埠頭(富田港・富洲原港)で開催される花火大会。

概要[編集]

すべての花火が海上からの打ち上げとなり、打ち上げ場所が会場に近いため、迫力のある花火を観覧することができる。また打ち上げ場所を取り囲むように四日市港が立地しているので、会場以外の場所でも360度どこからでも、花火を楽しむことができる。花火の見どころは、後半の水上で扇状に広がる水上スターマインから始まる連続スターマイン、超特大スターマイン。コンビナートの美しい夜景と共に楽しむことができる。市民がスポンサーとなり、誕生日祝い、結婚記念祝い、還暦祝いなど様々なメッセージや思いが込められる「メモリアル花火」も親しまれている。「メモリアル花火」は一口30,000円(消費税込み)となっている。当日は、花火大会の前に浴衣コンテストや諏訪太鼓演奏などもあり、早めに観覧席付近に行くと、花火の他にも楽しむことができる。

2003年、会場周辺の安全性、適切な代替開催地がない、運営面の課題、交通アクセス面の課題等、これらの理由から一時中止に追い込まれた。

2004年も中止。そして2005年に復活した[1]

2020年の開催日は2020年東京オリンピックおよび2020年東京パラリンピックの開催期間と重なることから、9月13日に延期された。しかし新型コロナウイルス感染症が拡大したことを受け、同年4月21日、四日市市はこの年の開催中止を発表した[2]

打ち上げ数[編集]

  • 4,000発

会場[編集]

三重県四日市市富田地区四日市港霞ケ浦埠頭・富田一色地区の富双埠頭。

交通アクセス[編集]

その他[編集]

花火打ち上げ場所が県内で最も高いビルである四日市港ポートビルと近接しているため、屋上展望室「うみてらす14」からは迫力ある花火を見ることができる。なお、花火大会当日は抽選による当選者のみが入場可能。

近隣を航行する遊覧船からの観覧も可能である。 

FMポートウェイブ(FMよっかいち)によるラジオ中継も実施している。

近隣施設[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「四日市花火大会に関する提言 ~ 概要版 ~」http://www.city.yokkaichi.mie.jp/public/pdf/hanabi_t.pdf 参照。
  2. ^ “大四日市まつりと四日市花火大会が中止 新型コロナ感染拡大防止”. YOUよっかいち. (2020年4月21日). https://www.you-yokkaichi.com/2020/04/21/10109/ 2020年4月23日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]