吉村真悟

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吉村 真悟(よしむら しんご、1983年 - )は、福岡県北九州市出身の映画監督

人物[編集]

美術大学在学中から映画制作を開始し、B級映画ゾンビ映画をこよなく愛す。傾向としては、自身の得た実体験や妄想世界(時には影響を受けた映画の世界なども含まれる)を再構築し、時制を複雑に進行させる作品が多い。

略歴[編集]

1983年福岡県生まれ。2000年武蔵野美術大学映像学部映像学科に入学し、主に実写による映画及び実験映像の制作を行う。2005年、俳人である祖父・吐田文夫の句集をモチーフにした短編映画「花筵」が、スキップシティ国際Dシネマ映画祭奨励賞・川口市民賞を受賞、国内外の映画祭に出品されるなどして頭角を現す。08年、短篇「春のシオンで」にて商業映画デビュー。また、テレビ制作も行っており、BSフジBeポンキッキ」にて放映されている「もじあるき」の演出などを行なっている。

エピソード[編集]

  • 西武鉄道に対する愛着が深い。
  • B級と名のつくものへのこだわりがあり、特にB級グルメを「がっかり食堂」と名づけ、その発掘をライフワークとしている。
  • わかばを愛煙している。

作品[編集]

  • Johnny B. Goode』(1999年、監督) ※北九州市立美術館にて上映
  • ハレンケ』(2002年、監督・脚本)
  • 十年後十年前』(2003年、監督・脚本)
  • 花筵』(2005年、監督・脚本) ※スキップシティ国際Dシネマ映画祭 奨励賞・川口市民賞
  • 春のシオンで』(2008年、監督・脚本) ※ショートフィルム配信サイト「短篇.jp」の新人監督発掘プロジェクト第3弾「ココダケノハナシ」にてDVD化。
  • もじあるき』(2008年~、演出) ※BSフジBeポンキッキ』内コーナー

関連作品[編集]

外部リンク[編集]