合同ゼータ関数
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合同ゼータ関数(ごうどうぜーたかんすう)とは、有限体上の代数多様体を用いて定義されるゼータ関数の一種である。
Fqをq個の元をもつ有限体、Vをその上の代数多様体とする。NmをVのFqm有理点の個数(定義方程式の解の個数)とするとき、Fq上のVの合同ゼータ関数は以下のようにuの形式的べき級数として定義される。
あるいは同じことだが
が定義に採用されることもある。
数学者のアンドレ・ヴェイユはVが完備な非特異代数多様体のときVの合同ゼータ関数はきわめて美しい性質を持つことを予想した(ヴェイユ予想)。この予想はアレクサンドル・グロタンディークによる代数幾何学の書き直しを促し、スキーム論の誕生のきっかけとなった。ヴェイユ予想は最終的にピエール・ルネ・ドリーニュによって完全に解決され、合同ゼータ関数はリーマン予想を満たすことが証明された。
参考文献 [編集]
- 日本数学会 『岩波数学辞典(第3版)』 岩波書店、1985年。ISBN 4000800167
- 上野健爾 『代数幾何入門』 岩波書店、1995年。ISBN 4000056417


