原田 (筑紫野市)

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原田 (はるだ)は、福岡県筑紫野市にある地名。住居表示が実施している原田一丁目から原田八丁目までと住居表示の実施されていない「大字原田」もある。

概要[編集]

筑紫野市の南西に位置しており、五郎山古墳があることから示されるように、古代から人の居住が見られ、江戸時代には長崎街道の宿場町であった。その後、福岡市の郊外という位置づけも持つ。

幹線道路は、国道3号(筑紫野バイパス)、福岡県道603号原田停車場津古線等が通る。 鉄道の駅は、市街地と大字原田の境附近に原田駅が設置されている。鹿児島本線筑豊本線が合流するため、かつては鉄道交通の要衝であったが、筑豊本線の原田側の本数が減少し、2010年現在は「鉄道交通の要衝」とは言いにくくなっている。

大字原田は、森林が殆どを占める。地形的には、大字原田の部分を頂点に、福岡県道603号原田停車場津古線に沿った形で下り勾配となる。

住宅環境[編集]

一丁目から九丁目までの地域の多くは住宅地からなり、幹線道路沿いに商業地も形成されている。

原田に美しが丘などの新興住宅地も近接し、上記の歴史と街の歴史の浅さとが対比的となっている。