千田モト

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千田 モト(ちだ モト、1916年3月27日 - 1997年6月28日)は、日本舞踏家北海道出身。札幌舞踊会設立者。数々の公演を手がけた他、バレエの振興発展や、後進の育成に尽力した功績でも知られる。長女は千田康子(元東京バレエ団)、二女の千田雅子は、現札幌舞踊会代表[1]

来歴・人物[編集]

札幌市立高等女学校(現北海道札幌東高等学校)卒業。クラシックバレエの専門教育は受けておらず、独学で学んだ。戦前は、北海道の委属で町村歌の振り付けなどを手がけ、戦後間もない1948年3月、札幌舞踊会を設立。以後、北海道を拠点に、数々の公演を手掛けた他、1953年には日本バレエ協会北海道支部設立に携わり、1956年まで副支部長を務めている。1965年、北海道で初めて「白鳥の湖」全幕を公演。また、バレエのみならず、夏の盆踊りの曲として知られる「子供盆おどり唄」の振り付けや、学校の学芸会や体操教育の表現方法の指導普及に努めるなど、舞踊文化の新興に貢献した。

受賞[編集]

脚注[編集]

  1. ^ About | 札幌舞踊会”. Sapporobuyoukai. 2024年2月2日閲覧。

外部リンク[編集]

札幌舞踊会