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于 鏡濤（う きょうとう）は中華民国、満州国の政治家。字は鑑寰。
ハルビン高等学校を卒業し、後に東省鉄路警備処副処長となっている[1][2][3]。
1932年（大同元年）の満州国成立後に、于鏡濤は東省特別区警備隊総隊長兼警察高等学校教務長に就任した。1935年（康徳2年）12月、ハルビン特別市警察庁庁長となる。1937年（康徳4年）7月首都警察庁警察総監に任ぜられた[2]。その翌年2月、国務院民生振興会議委員に異動している。1940年（康徳7年）5月、浜江省省長に昇進した。1943年（康徳10年）4月、奉天省省長となる。1945年（康徳12年）3月、新設された国民勤労部の大臣に起用された[1][3][4]。
満州国滅亡後、于鏡濤はソ連軍に逮捕、連行された。1950年、中華人民共和国に送還され、撫順戦犯管理所に収監された。後年、特赦により釈放されている。晩年は長春市図書館で勤務し、長春市政治協商会議文史委員会委員も兼ねた。1986年4月、死去。享年91[1][3]。
- ^ a b c d 徐主編（2007）、35頁。
- ^ a b c 尾崎監修（1940）、4頁
- ^ a b c d 王ほか主編（1995）。
- ^ 劉ほか編(1995）、1205・1189・1172頁
参考文献[編集]
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清吉林将軍管轄区吉林副都統管轄区長春庁
満州国