九蓮宝燈

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九蓮宝燈(チューレンポートー)とは、麻雀におけるのひとつ。役満。萬子・筒子・索子いずれか1種類のみで、1112345678999+どれか1種の数牌という上がりを門前であがった場合に成立する。

九連宝灯と表記されることもある。天衣無縫という別名もある。英語では「The Nine Gates(九つの門)」「Heavens Door(天国の扉)」と言われる。

[編集] 概要

同種の数牌で、次のような聴牌形を門前であがったもののこと。

一萬一萬一萬二萬三萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬九萬九萬(萬子の場合)

この聴牌形は、一萬から九萬のどの牌でもあがることができる九面待ちであり、四面子一雀頭の形では唯一にして最大の待ち数である。特殊役である国士無双を別にすれば最もあがり牌の枚数・待ち数が多くなる形で、最大9種類23枚もの牌を待てる。この形は特に「純正九蓮宝燈」と呼ばれ、フリテンのないこの待ちではダブル役満扱いとするルールもある。また、元来の九蓮宝燈はこの形で待つことが必須条件だった。

現在では聴牌形が「純正」にならなくても和了の形の中に純正聴牌の形が含まれていれば九蓮宝燈とみなされる。

(例)一筒一筒一筒三筒四筒五筒五筒六筒七筒八筒九筒九筒九筒の聴牌で、二筒で和了。これは「準正九蓮宝燈」と呼ばれることがあるが上記の純正九蓮宝燈と読みが全く同じなので混同されやすいため9面待か否かで区別することが多い。なお、上の例の場合、待ちは二筒四筒五筒七筒八筒だが、九蓮宝燈となるのは二筒で和了した時だけで、他の牌の場合は清一色となる。

その華麗な牌姿から数多くの打ち手が憧れる役満の筆頭であるが、実際には数ある役満の中でも最高難易度の役満のひとつであり、天和地和と並んで希少価値が高い。上がりのパターンとしては清一色から手が伸びるパターンや1・9の数牌が多い状態からのスタートが多いが、純正(9面待ち)になることは非常に稀であり、大抵は1または9が2枚捨てられてしまい不発に終わったり、安目で上がってしまうことも多い。

その難易度の高さから様々な逸話も多く、日本ではこの役を和了した者は「運を使い果たしてしまい、次は逆の巡りで死ぬ」と言われて、お祓いを受ける人もいるが、中国では縁起がいいものとされている(ただし、中国でも地方によっては縁起の悪いものとするところもある。)。

同種の数牌で1112345678999+いずれか1つの数字という形を作っているため、清一色の一種(最上位役)といえる。萬子筒子索子のいずれでも認められる役だが、入門書等で例として出される牌姿にわかりやすさから萬子がよく使われることから萬子限定の役と誤解されることもある。

これは索子(と發)の役満である緑一色、筒子の役満である大車輪との住み分けから生じたとの説がある。そのためルールによっては萬子に限定することもあるが、その場合は筒子や索子でこの並びを作った場合、清一色の6翻に立直ドラ門前清自摸和等の役の翻数を加算して得点を計算することになる。萬子の純正九蓮宝燈はトリプル役満とするローカルルールもある。

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