ロンドン方程式
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ロンドン方程式(ロンドンほうていしき、London equation)とは、超伝導の特徴の1つであるマイスナー効果を理論的に説明する方程式のことである。ロンドン兄弟(フリッツ・ロンドンとハインツ・ロンドン)によって導きだされたのでロンドン方程式という。この方程式で使うλ(ラムダ)をロンドンの侵入長(しんにゅうちょう、London penetration depth)という。
超伝導体の電流密度
が磁場のベクトルポテンシャル
に比例すると仮定する。(太字はベクトルを表す。)
ここで
とし、 比例定数を
とする。(∇についてはナブラを参照のこと。)
こうして、
となる。これがロンドン方程式である。両辺に∇をとって、
のようにも表される。
マクスウェルの方程式により、
両辺に∇をとって
(1)のロンドン方程式より
が得られる。この式が成り立つのは、
のときだけである。これによりマイスナー効果が説明された。
超伝導体に外部磁場をかけた場合、磁場と超伝導体の表面との境界が平行であると仮定すると、超伝導体の内部の磁場は
で表すことができる。これはx軸に垂直な外部磁場Bがx軸方向に向かうにしたがって1/e倍に減少していくことを示す。この式からλが磁場の侵入の深さの目安となることがわかる。これをロンドンの侵入長という。





