レナ (画像データ)

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レナLenna または Lena)は、PLAYBOY1972年11月号に掲載された裸の女性の写真の一部画像圧縮アルゴリズムの評価に、広く使用されている標準テスト・イメージのうちの1つである。

このテスト・イメージはとてもよく知られているため、モデルとなったレナ・ソーダバーグ1997年のSociety for Imaging Science in Technology 学会50周年記念講演会に招かれた。

このイメージの使用は、当初論争を引き起こした。ある人々はプレイボーイ誌のその好色的な内容について心配し、またプレイボーイ社は最初、許可なしに画像を使用するのであればユーザーを起訴すると警告した。しかしプレイボーイ社はその後警告を止め、公共の理由のための画像の使用を許可した。

プレイボーイ社によると、この号はいまだかつてないほどの売り上げを記録したとのこと(約716万部)。

歴史[編集]

南カリフォルニア大学のアレクサンダー・サウチャック教授の証言によれば、

1973年の6月か7月に(同大学の)信号画像処理研究所(Signal and Image Processing Institute, SIPI)の大学院学生と実験室のマネージャーが、学会で発表する論文に載せる画像をスキャンするために実験室を探索していたが、1960年代初めにさかのぼる退屈なテレビ標準方式用のテスト・イメージのストックに飽きてしまったのだ。彼らは、光沢があり良い出力ダイナミック・レンジを保証する画像、そして人間の顔を望んでいた。

するとちょうどその時、誰かが偶然プレイボーイ誌を持って来た。すかさず彼らはセンターグラビアの女性の写真の上3分の1を切り抜き、Muirhead Wirephoto(赤、緑、および青のチャンネルそれぞれにA/Dコンバータを搭載し、ヒューレット・パッカードの2100ミニコンピュータに接続した)スキャーナーのドラムに巻きつけたんだ。

Muirheadは、100ライン/インチの固定解像度を持っていたが、彼らは512×512イメージを望んだため、走査を画像のトップ5.12インチに制限したので、ちょうどモデルの肩で画像が切れてしまったというわけさ」

外部リンク[編集]