ルッカ・アレン

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Lucca Allen
基本情報
国籍 アイルランドの旗 アイルランド
生年月日 (2002-06-22) 2002年6月22日（21歳）
出身地 コーク県コーク
親族 レイチェル・アレン
スーパーフォーミュラ・ライツでの経歴
デビュー 2020
所属 ALBIREX RACING TEAM
車番 3
出走回数 12
優勝回数 0
ポールポジション 0
ファステストラップ 0
シリーズ最高順位 9位 (2020)
過去参加シリーズ
2018-2019

2017-2018		 フォーミュラ4サウスイーストアジアチャンピオンシップ
イギリスF4選手権
選手権タイトル
2019 フォーミュラ4サウスイーストアジアチャンピオンシップ

ルッカ・アレン（Lucca Allen, 2002年6月22日[1] - ）は、アイルランドのレーシングドライバー。フォーミュラ4サウスイーストアジアチャンピオンシップ（英語版）の2019年のチャンピオン。

キャリア[編集]

カート[編集]

コークで生まれたアレンは、2011年にカートのキャリアを始めた。彼はすぐに速さを証明し、2014年の世界カート選手権ではアイルランド代表として参戦、エナム・アーメドやミック・シューマッハなどと上位争いを繰り広げた。2016年には世界カート選手権にも再びアイルランド代表として参戦、さらにアイルランド国内シリーズのチャンピオンにもなった[2]。

ジュニア・フォーミュラ[編集]

2017年、アレンはファルコンモータースポーツ（英語版）からイギリスF4選手権にカーレースデビューを果たした[要説明]。彼は15レースに参戦したが、ポイントを獲得できなかった。それにもかかわらず、2018年にフォーテック・モータースポーツ（英語版）とフル参戦の契約を結んだ[3]。同年アレンは29ポイントを獲得し、チャンピオンシップを14位でフィニッシュした。また、フォーミュラ4サウスイーストアジアチャンピオンシップにもデビューし、セパンで1回表彰台を獲得した[要説明]。

2019年も引き続きフォーミュラ4サウスイーストアジアチャンピオンシップにフル参戦。年間12勝を収め、フィンランド人ドライバーのエリアス・セプペネンと1ポイント差の640ポイントで年間チャンピオンに輝いた[4]。

スーパーフォーミュラ・ライツ[編集]

アルビレックスレーシングチームは2020年1月、アレンが日本のスーパーフォーミュラ・ライツシリーズの初年度シーズンに参加することを発表した[5]。しかし、COVID-19の影響を受けた渡航制限により、アレンは序盤の3戦（ツインリンクもてぎ、岡山国際サーキット、スポーツランドSUGO）に出場できなかった[6]。第9戦オートポリスでシリーズデビューを果たし、合計5ポイントを獲得。3戦のみの参戦ながら、ドライバーズチャンピオンシップで9位に入賞した。

2021年もアルビレックスレーシングチームから同シリーズに参戦したものの、1ポイントの獲得に終わった[7]。

耐久レース[編集]

2022年からは耐久レースへの挑戦を開始。当初はル・マン・カップ（英語版）（ミシュラン・ル・マン・カップ）にAF2モータースポーツから参戦する予定であったが[8]、最終的にアルティメット・カップ・シリーズのプロトタイプ・チャレンジにグラフ・レーシングから参戦することになった[9]。

2023年はル・マン・カップに参戦した[10]。

レース記録[編集]

略歴[編集]

シーズン シリーズ チーム レース 勝利 PP FL 表彰台 ポイント ポジション
2017年 イギリスF4選手権 ファルコンモータースポーツ 15 0 0 0 0 0 22位
2018年 イギリスF4選手権 フォーテックモータースポーツ 27 0 0 0 0 29 14位
F4SEAチャンピオンシップ メリット GP 6 0 0 0 1 52 12位
2019年 F4SEAチャンピオンシップ 40 12 6 9 28 640 1位
2020年 スーパーフォーミュラ・ライツ アルビレックスレーシングチーム 9 0 0 0 0 5 9位
2021年 スーパーフォーミュラ・ライツ 3 0 0 0 0 1 11位

スーパーフォーミュラ・ライツ[編集]

（キー）（太字のレースはポールポジションを獲得したレースを示す。イタリック体のレースはファステストラップを計測したレースを示す。）

年 エントラント 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 順位 ポイント
2020年 ALBIREX RACING TEAM TRM
1 		TRM
2 		TRM
3 		OKA
1 		OKA
2 		SUG
1 		SUG
2 		SUG
3 		AUT
1
6 		AUT
2
6 		AUT
3
Ret 		SUZ
1
6 		SUZ
2
Ret 		SUZ
3
6 		FSW
1
6 		FSW
2
7 		FSW
3
8 		9位 5
2021年 FSW
1 		FSW
2 		FSW
3 		SUZ
1
WD 		SUZ
2
WD 		SUZ
3
WD 		AUT
1
WD 		AUT
2
WD 		SUG
1
11 		SUG
2
6 		SUG
3
8 		TRM
1
WD 		TRM
2
WD 		TRM
3
WD 		TRM
1
WD 		TRM
2
WD 		TRM
3
WD 		11位 1

†ドライバーはレースを完走しなかったが、レース距離の90%以上を走行したことが認められた。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ Lucca Allen - Drivers Database（英語）2022年11月12日閲覧。
  2. ^ “About Lucca Allen” (2020年2月3日). 2020年12月30日閲覧。
  3. ^ “Irish Prodigy Luca Allen Moves to Fortec in British F4” (2018年1月22日). 2020年12月31日閲覧。
  4. ^ “Lucca Allen declared F4 South East Asia champion” (2020年1月3日). 2020年12月31日閲覧。
  5. ^ “F4 South East Asia champion Lucca Allen to Super Formula Lights” (2020年1月21日). 2020年12月31日閲覧。
  6. ^ “Shanagarry's Lucca Allen is off to Japan to race in the Super Formula Lights series” (2020年10月14日). 2020年12月31日閲覧。
  7. ^ 2021年 シリーズ･ポイントランキング スーパーフォーミュラ・ライツ公式サイト、2024年1月3日閲覧。
  8. ^ Goodwin, Graham (2022年3月15日). “2022 Michelin Le Mans Cup Attracts Record Entry”. Dailysportscar. 2022年3月15日閲覧。
  9. ^ Townsend, Michelle (2022年11月15日). “Rachel Allen couldn't be prouder as son Lucca wins major European racing title” (英語). RSVP Live. 2022年12月3日閲覧。
  10. ^ “DSC's Daily Notebook (05/04/2023)”. Dailysportscar (2023年4月5日). 2023年4月5日閲覧。

外部リンク[編集]

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