ララミーから来た男

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ララミーから来た男
The Man from Laramie
監督 アンソニー・マン
脚本 フィリップ・ヨーダン
フランク・バート英語版
原作 トーマス・T・フリン
製作 ウィリアム・ゲッツ英語版
出演者 ジェームズ・スチュアート
アーサー・ケネディ
キャシー・オドネル
音楽 ジョージ・ダニング英語版
撮影 チャールズ・ラング
編集 ウィリアム・ライオン英語版
製作会社 コロンビア ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗 コロンビア映画
日本の旗 コロムビア映画
公開 アメリカ合衆国の旗 1955年3月15日
日本の旗 1955年8月31日
上映時間 104分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $3,300,000[1]
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ララミーから来た男』(ララミーからきたおとこ、The Man from Laramie)は、1955年アメリカ合衆国西部劇映画アンソニー・マン監督、ジェームズ・スチュアート主演。マン&スチュアートのとっては5本目の西部劇で初のシネマスコープそして通算8本目であり最後のコンビ作、

牧場主が永年に亘って悪夢に苦しむ心理を描いたニューロティック・スリラーの要素を含む異色作で敵役は2度目のアーサー・ケネディ。

ストーリー[編集]

ウィル・ロックハートはララミー砦の陸軍大尉だが、斥候だった弟を連発銃を持ったインディアンに殺された。彼はインディアンに連発銃を売った男を探し出し仇をとるため幌馬車隊の商人を装って、ワイオミング州ララミーからニューメキシコ州にやって来た。

町の近くの湖で塩をとっていたウィルは突然、町を牛耳るバーブ牧場の手下のデイヴやヴィックらに襲われ、塩や馬を焼き払われてしまう。それを知ったバーブ牧場の主人アレックは、ウィルの損害を弁償すると約束した。

ある日、ウィルが世話になっている牧場をデイヴやヴィック一味が襲う。デイヴはアパッチの手を借りて牧場を片付けようとするが、ヴィックはデイヴが連発銃をアパッチに渡すのではないかと疑い、デイヴを倒した。

一方、アレックはヴィックの悪だくみに気付いたため、馬から突き落されるが、ウィルに助けられた。アレックから事情を聞いたウィルは、ヴィックこそが自分の探している仇だと気付く。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
TBS DVD新録版
ウィル・ロックハート ジェームズ・スチュアート 家弓家正 森田順平
ヴィック・ハンスボロ アーサー・ケネディ 諏訪孝二 菅生隆之
バーバラ・ワーゴマン キャシー・オドネル 渡辺知子 田中敦子
アレック・ワーゴマン ドナルド・クリスプ 千葉順二 松岡文雄
デイヴ・ワーゴマン アレックス・ニコル 矢田耕司 原康義
ケイト・キャナデイ アリーン・マクマホン英語版
チャーリー・オレアリー ウォーレス・フォード英語版
クリス・ボルト ジャック・イーラム
フリッツ グレッグ・バートン

テレビ放送:TBSテレビ月曜ロードショー1970年2月23日

参考文献[編集]

  1. ^ 'The Top Box-Office Hits of 1955', Variety Weekly, January 25, 1956

外部リンク[編集]