メンター・グラフィックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
メンター・グラフィックス・コーポレーション
Mentor Graphics Corporation
Mentor logo.png
種類 株式会社
市場情報
NASDAQ MENT
略称 メンター
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
97070
オレゴン州ウィルソンヴィル
8005 S.W. Boeckman Rd.
設立 1981年
事業内容 情報・通信業
代表者 CEO Walden C. Rhines
従業員数 約4200人
外部リンク http://www.mentor.com/
テンプレートを表示
メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社
Mentor Graphics Japan Co.,Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
140-0001
東京都品川区北品川4-7-35 御殿山ガーデン
設立 1983年3月16日
業種 情報・通信業
代表者 本多 裕一(代表取締役)
資本金 4億8000万円
主要株主 Mentor Graphics Corporation 100%
外部リンク http://www.mentorg.co.jp/
テンプレートを表示

メンター・グラフィックス (Mentor Graphics)は、電子系設計ソフトウェア(EDAツール)を開発、販売するアメリカに本部を置く多国籍企業である。エレクトロニクス誌によると2004年度、EDA産業で3位にランクされている。

1981年に創業、Idea Stationという名の論理回路入力用CADと論理シミュレーションまで行えるシステムを販売した。現在も主力からはずれるものの後継ソフト(Design Architect)が販売されている。本社はオレゴン州ウィルソンビルにある。

日本法人は1983年設立、上記Idea Stationをハードウェア(アポロコンピュータ)込みで販売した。アポロがヒューレット・パッカードに買収されて以降はソフトウェア販売のみを行うようになり、SUNなど複数のプラットフォームへの対応も進められた。この際、移植を容易にするため開発ツールとしてGNUのツールも採用された。あわせて各種ツールの共通の設計環境とすることを目指して Falcon Frameworkを開発した。GUIとしてはMotifに類似したデザインとなっており異なるプラットフォームでのユーザの操作の共通化を図ろうとしたものである。

その後メンターは他のEDAベンダーの買収を繰り返し商品系列を増やしていった。買収によって入手した代表的な製品にModelSim、Calibre などがある。

創業当時の競合企業としてバリッド社、デイジー社があったが、いずれも消滅しており、現在はシノプシス社、ケイデンス社が大きな競合会社である。

現在の製品[編集]

  • EDAツール系の対象品目
    • 集積回路
      • 物理検証ツール Calibre DRC(DRCツール)、Calibre LVS(LVSツール)
    • テスト
      • 欠陥診断ツール Yield Assist
    • FPGA
      • HDL設計ツール HDL Designer Series
      • 論理合成ツール Precision Synthesis
    • 組み込みシステム
    • 回路図エディタ(Design Architect または DxDesigner)
    • プリント基板用レイアウトツール(PADS、Expedition、Board Station)
    • IP(Intellectual property blocks)、ASIC、FPGA用のIPブロック
    • ワイヤ・ハーネス・システム(CHS、L-Cable)
  • 組込みシステム開発
  • ハードウェアシミュレーションツール
    • Questa - テストベンチ自動化、アサーション、ファンクショナル・カバレッジをサポートする検証環境。
    • ModelSim - ポピュラーなVHDLVerilog両用のシミュレータであり、デバッグ環境でもある。
    • Eldo - 高機能SPICEシミュレータ
    • Mach TA - 高速SPICEシミュレータ
    • ADVance MS - ミックスシグナル・シミュレータ

メンターは世界各地に開発拠点をもつが主力は米国に集中している。

1999年に組込みシステムの有力な開発者がスピンアウトし組み込みLinuxを扱うMontaVista社を設立した。

外部リンク[編集]