マグマ (バンド)
| マグマ | |
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2007年ストラスブール公演
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| 基本情報 | |
| 出身地 | フランス |
| ジャンル | プログレッシブロック ジャズロック アートロック |
| 活動期間 | 1969年 - 1984年 1996年 - 現在 |
| メンバー | |
| クリスチャン・ヴァンデDrVo クラウス・ブラスキスVo ステラ・ヴァンデVo ベルナール・パガノッティ B ヤニック・トップB ディディエ・ロックウッドVl |
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マグマ(MAGMA) は、フランスのプログレッシブロックバンド。クリスチャン・ヴァンデ (fr:Christian Vander) ドラム/ボーカル/ピアノを中心に1969年結成。「宇宙からきたコバイア星人の言語」コバイア語(ヴァンデが創作した架空言語)によるオペラチックなボーカルとスペース・オペラ的な長大な物語、個性的で強力なリズム隊と分厚く呪術的な混声合唱が特徴。
目次 |
[編集] 来歴
1967年ジャズサックス奏者ジョン・コルトレーン (John Coltrane) の大ファンだったクリスチャン・ヴァンデは彼の死にショックを受け、イタリア放浪を始める。放浪生活中「啓示を受け」フランスに帰郷、1969年にMAGMAを結成する。
結成時からのメンバーはクリスチャン・ヴァンデのみだが、マグマにはフランスのジャズロック/プログレッシヴ・ロックシーンの中心的な人物が多数関わっている。中には辣腕のジャズ・ヴァイオリニストであるディディエ・ロックウッドなどの名前もあり、フレンチ・ジャズ・ロック・シーンにおいては伝説的存在である。
いわゆるジャズ・ロックの枠内にとどまらない音楽性を創出し、オペラ、古典派のクラシック、ミニマル音楽などの要素を導入した"Zeuhl Music"("Zeuhl" は「ズール」と発音する)なるジャンルの創始者として知られる。音楽性の微細な変化は幾度か経ているが、惑星コバイアを舞台とした神秘主義的なストーリーをエピカルに描くスタイル、特徴的なヴォーカリゼーション、ギター・キーボードより前面に出るリズムセクション、執拗な反復とビートの変化を繰り返しながらも狂熱的なアンサンブルはおおむね不変である。
1stアルバムMAGMA(1970年)、2ndアルバム『1001° Centigrades』(1971年)ではコバイア語や変拍子を使用したホーンセクション中心のジャズロックをしていたが、3rdアルバム『Mekanïk Destruktïw Kommandöh』(通称M.D.K. 1973年)では7人の混声合唱隊を導入し、短い主題の反復発展を繰り返すコーラスとベース、ドラムが絡み合う39分に及ぶ大作を作り上げる。
それ以後の活動の中で、音楽シーンから複雑な長尺の楽曲が減っていくにしたがって、ヴァンデの関心によってファンク・ソウル色が強まり、彼自身の歌に重きが置かれ、アルバム『Merci』(1985年)では、コバイア語を使わないというアプローチに至り、その直後に解散している。
1980年代後半にはクリスチャン・ヴァンデはソロ・プロジェクト「Offering」にてヨーロッパ各地を公演している。先述の『Merci』で見せたアプローチをより推し進めた音楽性で、マグマの呪術性や重苦しさとは対照的に、明朗なヴォーカルとファンク・ソウルを盛り込んだコンテンポラリーなジャズ・ロックを志向。四枚のスタジオアルバムと一枚のライヴ盤を発表している(AKTシリーズに音源あり)。
1996年からマグマとしての活動を再開し、精力的にライブを行い、2004年には1973年頃に数回ライブで演奏されただけの幻の曲「Kohntarkosz Anteria」、2005年の単独来日公演(ある公演ではLe Voixの布陣で「トゥーザムターク」三部作を抜粋ではあるが通奏した)を経て、2009年には「コンタルコス」三部作の未発表楽章「Ëmëhntëhtt-Rê」を新アルバムとして発表した。
2010年、フジロックフェスティバルへの出演を果たした。
日本では吉田達也が大きな影響を受けており、極端に多用される変拍子や独特の言語による歌唱を自身の音楽で再現している。
[編集] エピソード
- リーダーのクリスチャン・ヴァンデは大の飛行機嫌いで、アメリカや日本からの公演の依頼を何度も断っていたが、その後2005年には来日を果たし、その模様を収めたライヴ・アルバムもリリースしている。
- ジャン=ピエール・ラッサム監督の1972年のフランスのコメディ映画「億万長者わが道を行く(Moi Y'en A Vouloir Des Sous)」に出演している。主人公の設立した教会に呼ばれて演奏にやってきたカルトなバンドという設定で、神父たちが見守る中で演奏を披露している。
- 主要メンバーだったベルナール・パガノッティ(ベース)は日本人のナオコ・パガノッティとの間にアントワーヌ・パガノッティ、ヒミコ・パガノッティの2人の子供がおり、2人は同時期にボーカリストとしてマグマに参加していた。
- 1995年、ベルナール・パガノッティはフランスで録音された加藤登紀子のアルバム「花」に参加し、その後、日本各地で行われたツアーにバック・バンドの一員として参加している。1995年6月21日、バンドの一行がツアーで北海道に移動する際、全日空857便ハイジャック事件に巻き込まれるというアクシデントがあった。
- 主要メンバーのひとりであるステラ・ヴァンデはクリスチャン・ヴァンデの元の妻であるが、離婚後もクリスチャン・ヴァンデとのマグマでの活動を継続している。マグマに入る以前は、フランスでソロのシンガーとしてシングルを出していたこともある。
[編集] アルバム
- コバイア ~マグマ誕生 ‐ Kobaïa (1970)
- 2 ~摂氏1001℃ ‐ 1001°Centigrades (1971)
- 呪われし地球人たちへ ‐ Mekanïk Destruktïw Kommandöh(1973)
- トリスタンとイゾルデ~地球の終焉 ‐ Wurdah Ïtah (1974) ※クリスチャン・ヴァンデ名義
- Köhntarkösz (1974)
- Simples (1971-74)
- Live-Hhaï (1975)
- 未来からの鼓動 ~ウドゥ・ヴドゥ ‐ Üdü Ẃüdü (1976)
- Inédits(1977)
- ウルゴンとゴルゴ ~アターク ‐ Attahk (1978)
- Retrospektïw I & II Live (1981)
- Retrospekïw III Live (1981)
- Merci (1984)
- 金毘羅 ~マグマ・エッセンシャル・コレクション ‐ Kompila (1997)
- Floë Ëssi / Ëktah (1998) 2曲入りシングル盤
- Theusz Hamtaahk : Trilogie au Trianon (2000)
- Köhntarkösz Anteria (K.A) (2004)
- Studio Zund (2008) 結成40周年記念、スタジオ録音盤CD10枚組ボックスセット
- Ëmëhntëhtt-Rê (2009) - DVD付き
その他に "Live in Japan" などライヴ盤が発表されている。
[編集] アルバム ーAKTシリーズー
- AKT1: Magma / Les Voix
- AKT2: Vander Top Blasquiz Garber / Sons Document 1973
- AKT3: C.Vander / Les Voyages De Christophe Colomb
- AKT4: Magma / Theatre Du Taur Toulouse 1975
- AKT5: Magma / Bobino 1981
- AKT6: Magma / Bobino 1981(DVD)
- AKT7: Baba Yaga La Sorciere
- AKT8: Magma / Bruxelles 1971
- AKT9: Magma / Reims 1976
- AKT10: Magma / Mekannik Kommandoh
- AKT11: Offering / Theatre Dejazet 1987
- AKT12: Graillier, Cullaz, Goubert / It Was Very Good Night
- AKT13: Magma / Londress BBC 1974
- AKT14: C.Vander / Korusz 1972-1975
- AKT15: Magma / Bourges 1979
[編集] 関連項目
- プログレッシブ・ロック
- Seventh Records - 所属レーベル