ヘイマーケット事件

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ヘイマーケット事件(Haymarket affair)は、1886年5月4日アメリカ合衆国シカゴ市で発生した暴動。後に国際的なメーデーが創設されるきっかけとなった事件。

事件に至る経緯[編集]

  • 5月1日:8時間労働制を求める労働者のストライキデモが発生。
  • 5月3日:ストライキを行っていた労働者4名が警官により射殺される。
  • 5月4日:シカゴ市内のヘイマーケット広場で抗議集会が開かれる。解散を求める警察側との間で爆発物を使用した衝突が発生。警察側7名(後述参考文献の数字。ウィキペディア英語版では8名となっている)、労働者側4名の死者を出す。

処分[編集]

  • アナーキスト8名が逮捕。後の裁判で4名が死刑、残り4名のうち1名が獄中で自殺、3名は後に恩赦により釈放されている。

その後[編集]

  • 事件の引き金となった5月1日は、国際的にメーデーとして設定されたが、アメリカでは暴動の記憶を再び呼び起こしかねないとして、9月の第一月曜日をレイバーデーとして設定している。

参考文献[編集]

  • 野村達朗「ヘイマーケット事件」『日本大百科全書』小学館

ハワード・ジン『民衆のアメリカ史 上巻』明石書店、2005年、485~493、「1886年の蜂起」の項目参照

関連項目[編集]