フラナリー・オコナー

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フラナリー・オコナー
Flannery O'Connor
Flannery-O'Connor 1947.jpg
誕生 Mary Flannery O'Connor
1925年3月25日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ジョージア州 サバンナ
死没 1964年8月3日(満39歳没)
職業 作家
代表作 『善人はなかなかいない』、『賢い血』 ほか
主な受賞歴 全米図書賞
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フラナリー・オコナーFlannery O'Connor, 1925年3月25日 - 1964年8月3日)はアメリカ合衆国ジョージア州サバンナ生まれの作家

生涯[編集]

不動産業を営む家庭に一人っ子として生まれる。16歳のときに紅斑性狼瘡という難病で父親を失い、母親との二人暮らしをおくるようになる。進学してジョージア州立大学(現在のGeorgia College & State University)を卒業後、アイオワ州立大学の創作科で小説の執筆をはじめる。のちに推薦をうけてニューヨーク州サラトガ・スプリングスへ移り住み、出版社との契約を結ぶが、1949年に父と同じ病を発病し、以後はジョージア州で創作と治療を続けるようになる。自宅には孔雀を飼い、インタビューや講演の依頼に応じていた。

カトリック教会について独自の意見をもち、終生抱き続けた。死後も著作が出版され、彼女の名を冠したフラナリー・オコナー短編賞が設立された。

作風[編集]

アメリカ南部を舞台にした作品を著し、短篇小説の名手としても知られる。小説を成り立たせる特質として、オコナーは秘義(Mystery)と習俗(Manners)についての感覚をあげ、習俗を通して人間の存在にある秘義を具体的にあらわすのが小説のつとめだとする。この点で、濃密な風習や南部アメリカ英語の多様な方言を南部の利点としているが、自身はそれを通して普遍的な問題を書いており、南部について書いているのではないとしている。また、よく描く題材として、人間の不完全さ、暴力などをあげる。

カトリック司祭テイヤール・ド・シャルダンの思想に共鳴し、短篇『高く昇って一点へ』の題名は、シャルダンの思想にあるオメガ点をもとにしている。

主な著作[編集]

長篇[編集]

短篇集[編集]

  • A Good Man Is Hard To Find (1955年).  『善人はなかなかいない』
  • Everything That Rises Must Converge (1965年).  『すべて上昇するものは一点に集まる』(その他の邦題『高く昇って一点へ』)
  • The Complete Stories of Flannery O'Connor (1971年). 邦訳『オコナー短編集』 須山静夫訳、新潮社〈新潮文庫〉、1974年。 - 原著より7編を訳出。原著は全米図書賞を受賞。
  • 『フラナリー・オコナー全短篇』 (上下)横山貞子訳、筑摩書房、2003年。〈ちくま文庫〉、2009年。 - 上巻は、短篇集『善人はなかなかいない』と初期作品を収録。下巻は、短篇集『すべて上昇するものは一点に集まる』と後期作品を収録。
    • A Good Man Is Hard to Find「善人はなかなかいない」
    • The River「河」
    • The Life You Save May Be Your Own「生きのこるために」
    • A Stroke of Good Fortune「不意打ちの幸運」
    • A Temple of the Holy Ghost「聖霊のやどる宮」
    • The Artificial Nigger「人造黒人」
    • A Circle in the Fire「火の中の輪」
    • A Late Encounter with the Enemy「旧敵との出逢い」
    • Good Country People「田舎の善人」
    • The Displaced Person「強制追放者」
    • The Geranium「ゼラニウム」
    • The Barber「床屋」
    • Wildcat「オオヤマネコ」
    • The Crop「収穫」
    • The Turkey「七面鳥」
    • The Train「列車」
    • Everything That Rises Must Converge「すべて上昇するものは一点に集まる」
    • Greenleaf「グリーンリーフ」
    • A View of the Woods「森の景色」
    • The Enduring Chill「長引く悪寒」
    • The Comforts of Home「家庭のやすらぎ」
    • The Lame Shall Enter First「障害者優先」
    • Revelation「啓示」
    • Parker's Back「パーカーの背中」
    • Judgment Day「よみがえりの日」
    • The Partridge Festival「パートリッジ祭」
    • Why Do the Heathen Rage?「なにゆえ国々は騒ぎ立つ」

その他の著作[編集]

外部リンク[編集]