フナクイムシ

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フナクイムシ
Teredo sp.
Teredo sp.
分類
: 動物界 Animalia
: 軟体動物門 Mollusca
: 二枚貝綱 Bivalvia
亜綱 : 異歯亜綱 Heterodonta
階級なし : Euheterodonta
階級なし : Neoheterodontei
上科 : ニオガイ上科 Pholadoidea
: フナクイムシ科 Teredinidae
学名
Teredinidae Rafinesque1815
英名
shipworm
[1]
フナクイムシが木を食べたあと

フナクイムシ(船喰虫)は、フナクイムシ科 (Teredinidae) に属する二枚貝類の総称。ムシとついているが実際はの仲間である。

いくつかの属があるがその中でもテレド属 Teredo がよくみられる。

目次

[編集] 生態

水管が細長く発達しているため、蠕虫(ぜんちゅう)状の姿をしているが、二枚の貝殻が体の前面にある。貝殻は木に穴を空けるために使われ、独特の形状になっている。

その生態は独特で、海中の木材を食べて穴を空けてしまう。木材の穴を空けた部分には薄い石灰質の膜を張りつけ巣穴にする。巣穴は外に口が空いており、ここから水管を出して水の出し入れをする。 危険を感じたときは、水管を引っ込めて尾栓で蓋をすれば何日も生きのびることができる。

木のセルロースを特殊な器官「デエー腺」 (gland of Deshayes) 中のバクテリアによって消化することができる。

[編集] シールド工法の発明

木材の食害がひどいのでこれを避けるための多くの研究がなされた。

1800年代初頭、英国エンジニアマーク・ブルネルは、フナクイムシが木を掘ると同時に木材の膨張からどのようにして身を守るのかを観察した。これにより彼はモジュール式の鉄の枠組みを使ってトンネルを掘り進むシールド工法を発明し、テムズ川の脆弱な川底の下を通るトンネルの工事を成功させた。これほどの幅をもつ可航河川の下へ潜るトンネルはこれが最初であった。その後 Greathead によって改善されたシールド工法は、現在もトンネル掘削において盛んに行われている。

[編集] 食文化

フィリピンではマングローブから採取したものをタミロック(tamilok)と呼び、珍味として酢などを付けて食す[2]

タイのトアピエンも同種のものと推察される[3]

[編集] 出典

  1. ^ NCBI Taxonomy Browser - NCBI
  2. ^ [1]:独立行政法人 国際協力機構 世界HOTアングル マングローブの森が育む珍味 タミロック
  3. ^ [2]日本テレビ 世界の果てまでイッテQ! 森三中が行く!スタミナ温泉同好会 in タイ(2010.03.07 OA)
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